CHEER COLUMN-応援コラム-
皆さんこんにちは。
今週は「胸腰部(きょうようぶ)」をご紹介する記事の第4弾です。
「胸腰部(きょうようぶ)」の可動方向を利用した動きをご紹介します。
前回までの記事をおさらいし、可動方向を確認しておきましょう。
今回紹介するのは、ダンスで取り入れられている姿勢の一つ
「フラットバック」です。
今回は、
•足を前後に開き
•両腕をアンオー
の姿勢で行います。
※アンオーについて分からない人は、アームモーション『タッチダウン』のポジションにして下さい。
ストレッチや筋トレとしての効果得られる姿勢です。
「胸腰部(きょうようぶ)」を意識することでより効果的に行う事ができます。
「フラットバック」とは、
本来、湾曲している背骨が、一本の棒のように直線になっている姿勢を表す医学語です。
このフラットバック姿勢を、立っている状態から『前屈』させ、
地面と平行に背骨を保つ姿勢をご紹介しています。
《ポジション①》
•骨盤から頭までを直線に意識する。
•つま先に体重を載せる
《ポジション②》
•「胸腰部(きょうようぶ)」を前屈させる
•背骨の直線をキープ
•地面と平行の位置で姿勢をキープ
☆ポイント
ダンスで用いられる「フラットバック」では、
《ポジション②》の姿勢のように背骨を直線に〈地面と平行にする事〉が大事なポイントとなります。
また体重もしっかりとつま先に乗せ、お尻が出ない事が大切です。
間違った姿勢では、
•背骨の直線がキープ出来ていない
•体重がかかとに乗ってしまう。
などの状態になり、正しさを維持出来ていません。
「胸腰部(きょうようぶ)」は
「左右の肩」から真っ直ぐ下に向かい「骨盤の左右の骨」
の4点を繋いだ体幹部を固めた状態で動く関節です。
このポイントを大切にしましょう。
今回紹介した「フラットバック」では
体幹部を締め、背骨を直線に意識し、地面と平行に保つ。
「胸腰部(きょうようぶ)」の意識を強く持つ事がとても重要なポイントです。
振付などで、この姿勢がビシッと決まってくれると、シャープな演出が出来るので、
重要な基礎として、ストレッチなど、トレーニングに取り入れて欲しい姿勢です。