CHEER COLUMN-応援コラム-
皆さんこんにちは。
今週は「膝関節」ご紹介する記事の第5弾です。
前回に引き続き「膝関節を支える筋肉のストレッチ方法」をご紹介します。
「膝関節」について、前回までの記事をもう一度おさらいしておきましょう。
今回ご紹介するのは、
「膝関節」を屈曲させる際に使われる『ハムストリングス』を伸ばすストレッチ方法です。
ご紹介するメニューは「2人組」で行うストレッチです。
練習前の時間などを活用し、メンバーとコミュニケーションを取りながら実施してみて下さい。
それでは、解説スタートです。
今回のトレーニングの全体像です。
左上の番号はストレッチの行程を表しています。
ストレッチを行う人=A
ストレッチの補助を行う人=B
◇トレーニング手順
準備:Aが仰向けの状態で横になる
→その際、膝を立てた状態で横になりましょう。
①:Bがストレッチを行う方の足を抑える
→膝と足首を抑えるようにしましょう。
※写真は右足のストレッチです。
②:BがゆっくりAの足を胴体側へ押していく
Aが、痛みを感じる少し手前で、10〜15秒程度キープしましょう。
左右均等に行ってくださいね!
☆ポイント①
・Aは背筋を伸ばし、その姿勢をキープする。
ストレッチを行う際に、痛みを感じると背中が丸まり、
正しいポジションをキープできなくなることがあります。
支点が変わってしまった状態でストレッチを行っている人を見かけますが、
効果が薄くなってしまいます。
今回のストレッチの支点は、写真・黄色部分になっています。
ポジションが崩れないよう、
地面に背中をべたっとつけるような意識を持ちながらストレッチを行ってください。
過度な痛みを感じる場合は、すぐにBに伝え、負荷を緩めてもらいましょう。
☆ポイント②
・Bは、足首を上方へ引っ張る意識を持ち続けて下さい。
•膝の補助は手前に引き続けて下さい。
•腰の視点がズレない様に補助して下さい。
今回のストレッチは『ハムストリングス』のストレッチです。
膝が曲がってしまうと、ストレッチ効果は期待できないので、
しっかり膝が伸びるように補助する事が大切です。
無理矢理行うのではなく、徐々に負荷を強くして下さい。
急激に稼働させる事は、怪我に繋がるので絶対にやめましょう。
☆まとめ☆
『ハムストリングス』のストレッチは、
膝を痛めにくくする・腰痛を避ける・肉離れを起こり辛くする
などの効果が期待出来ます。
更にプラスの効果として
・スピードが増す
・ジャンプが高くなる
・安全な着地が可能になる
など、パフォーマンス向上にも繋がります。
1つずつ積み重ねて、目標達成の努力を積み重ねて行きましょう。
来週の記事もお楽しみに!