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ダンス・アクロバットに活きる関節の使い方 〜膝関節①〜
2015.08.21

皆さんこんにちは。

本日からご紹介する関節は下半身に突入し、「膝関節」となります。

膝関節第一弾は可動方向のご紹介です。

 

それでは早速、解説していきます。

ダンス_アクロバット_膝関節_可動方向_1

膝を曲げる動作=屈曲

ジャンプの準備・着地、ダウンのリズムを取る時、プリエなど、この屈曲を使用します。

 

ダンス_アクロバット_膝関節_可動方向_2

膝を伸ばす動作=伸展

倒立、アップのリズムを取る時、バットマンなど、この伸展を使用します。

以上が膝関節の可動方向です。

 

ダンス_アクロバット_膝関節_可動方向_3

今回最後のご紹介するのは、「反張膝(はんちょうひざ)」です。

「反張膝(はんちょうひざ)」とは、膝がまっすぐ以上に伸びて反り返っている状態をいいます。
イメージとしては膝が逆に曲がっているような状態です。

「反張膝(はんちょうひざ)」はスポーツ時や私生活において、悪影響を及ぼします。

・猫背になりやすい
・歩くとすぐに疲れる
・正しいポジショニングがとりずらい
 (力が発揮しにくい)

「反張膝(はんちょうひざ)」になる原因は

①かかと重心
かかとに重心がかかるとバランスをとる為に、足の指が浮いてきます。
その結果、ふくらはぎの筋肉が固まり、膝が反りやすくなって行きます。

②過剰な正しい姿勢の意識
正しくきれいな姿勢を意識し、膝を必要以上に伸ばす事を意識すると「無理をした姿勢」となり
膝を痛め、無意識の間に膝が反ってしまう可能性があります。

さらに、もう一つ考えられるのは膝関節を支える筋肉のバランスが悪いということです。

来週の記事で、膝関節を支える筋肉をご紹介します!
皆さんお見逃し無く!

 

☆まとめ☆

《可動方向》
膝を曲げる動作=屈曲
膝を伸ばす動作=伸展

《間違った状態》
膝が後ろに反ってしまう=反張膝(はんちょうひざ)

スポーツの基本動作に膝関節は欠かせない部位です。
可動方向を理解し、怪我に繋がらない様に意識を広げ、練習や本番に取り組んでくださいね!