OSHIETE CHEER-教えてチア-
前回の『アメリカンフットボールってどんなスポーツ』を読んでもらえましたか??
関東大学アメリカンフットボール連盟さんのご協力を頂きまして、皆さんのアメリカンフットボールの知識を深めていきたいと思います!!
どんなスポーツでも、知識が増えてくるとより興味や関心が湧いてくるものです。
どんなに劣勢でも、一本のパスやランが試合の流れを大きく変える。
試合を見ているとアメリカンフットボールって『諦めないスポーツ』なのかなぁと実感します。
自分の応援するスポーツシーンを思い浮かべて、しっかりと勉強して下さいね。
まずはアメリカンフットボールというスポーツを知ることからスタートしましょう!!
★長さの単位は1ヤード
アメリカンフットボールで使用される単位は『ヤード』です。
1ヤードは約91.4cmということで、ざっくりと10ヤードで9.1m、100ヤードで91.4mということになります。
タッチダウンとなる『エンドゾーン』が各10ヤード(9.1m)。
『エンドゾーン』に挟まれた『フィールド』が100ヤード(91.4m)。
したがって、各ゴールポストのある『エンドライン』の間の距離は、120ヤードとなります。
100m競走はしたことがあると思いますが、おおよそ全体でその距離を想像すれば良いかと思います。
ヘルメットやショルダーパットなどの防具を着けて走り回るのは、相当の体力を必要とします。
見ているよりも数段厳しいプレーをしている選手たちに、応援する気持ちを届けて下さい!!
それではアメリカンフットボールの基本について!!
★どうしたら得点になるのか?
アメリカンフットボールには4つの得点方法があります。
もっと複雑に感じるかもしれませんが、実は4つしかないんですよ。
『タッチダウン』はチアのモーション名にもあるので、名前はよく知っていますよね!!
残りの3つも覚えて下さいね。
『タッチダウン』
ボールを持った選手が相手のエンドゾーンに入るか、もしくはエンドゾーンでボールをキャッチするとタッチダウンとなり6点が入ります。
『ポイントアフタータッチダウン』
タッチダウン後の追加点として与えられる得点のことです。キックが成功すれば1点。
もう一度タッチダウン(2ポイントコンバージョン)が成功すれば2点が加算されます。
タッチダウンの6点とプレーを選択して成功した場合には2点で、計8点の得点となって大逆転という試合もあります。
『フィールドゴール』
通常フォースダウンの攻撃ではパントを選択しますが、エンドゾーンまでの距離が短い場合などにフィールドゴールを狙います。成功すれば3点が加算されますが、失敗すると相手チームのファーストダウンとなります。
『セーフティー』
いわゆる自殺点のことです。オフェンスの選手が自陣のエンドゾーン内でボールを持ってタックルされると、相手(守備)側に2点が与えられます。
★時計はいつ止まるのか?
審判のうち1名が時計を操作していて、以下の時に時計を止めます。
『タイムアウトをとったとき。』
『得点が入ったとき。』
『反則が発生し、ファールマーカーが出たとき。』
『パスが失敗したとき。』
『ボールを持った選手がサイドラインを出たとき。』
『ファーストダウンが与えられたとき。』
『クォーターが終了したとき。』
チアっこの皆さんのアメリカンフットボールに関する知識が深まることを目指して、こだわりをもって次回に続きます!!
協力:関東学生アメリカンフットボール連盟