ストレッチの大切さ

チアリーディングスクールでは、練習前に必ずストレッチを行っていますね。
ストレッチとは、「柔軟体操（じゅうなんたいそう）」のことです。

今回はストレッチの意味からポイントまで、ご紹介します！

★そもそも「柔軟体操（じゅうなんたいそう）」って、なんだ？

いつも聞いているけど、説明するのはむずかしい…と思ったチアっこもいるはずです。

”柔軟（じゅうなん）”という言葉の意味を知っていますか？

⇒柔軟（じゅうなん）=やわらかく、しなやかなさま。

この言葉の意味通り、体をやわらかくする体操が「柔軟体操（じゅうなんたいそう）」=ストレッチです。
運動前には欠かせない体操です！

★なぜストレッチをするの？

→ストレッチは体の筋肉をひっぱって伸ばすことで、筋肉を良い状態にするのために行います。
筋肉を伸ばしていくと、関節可動域を広げることができます。

※関節可動域=関節が動くことのできる範囲のこと。

関節可動域が広がるということは、例えば足が横やたてに股関節が開く範囲が広がり、
キックで上がる高さが上がったり、トゥータッチで足が開く幅が広くなったり、
テクニックの上達にもつながります！

また、いきなり体を大きく動かすとケガをする危険があります。
ケガをしないためにも、ストレッチをして体を動かす準備が必要なのです。
「ゆっくりストレッチしているのはつまらない〜はやくダンスの練習がしたいよ〜」
なんて思うかもしれませんが、練習のためにはとっても大切なことなんですよ！

★ストレッチのポイント

①ストレッチの準備をしよう

ストレッチをする前に大事なことは、体をあたためることです！

人間の体はゴムのように、伸びたり縮んだりを繰り返しています。
冷えて固まっているものは伸びにくくなります。
人間も同じように温まっているほうが、伸びがよくなります。

体温をあげるために、ウォーミングアップやジョギングなど、
軽い運動をして体温を上げてからストレッチをしましょう。

またはよく言われる「お風呂上がりにストレッチ」。
お風呂上がりの体がポカポカしている間は、
体温が上がっていて筋肉が伸びやすくなっている良い状態なので、
ストレッチには良いタイミングですね！

②リラックスした状態で行おう

体が緊張している状態より、リラックスした状態で行う方が筋肉が伸びやすくなります。
そのためには呼吸が大切です！

息を吸って、

吐くときに伸ばしましょう。

また伸ばしている間に止めてしまうのもNGです。
ゆっくり呼吸をしましょう！
ストレッチをしている時にみんなで数を数えたりするのも、呼吸をするためなんですよ。

③無理をしないようにしよう

数秒延ばしたら、数秒戻すようにしましょう。

「痛い」と思ってやるのは誰でも嫌ですよね。（>_<）
痛いのをガマンしてしまうと、体が筋肉を守ろうとして固くなってしまいます。
「気持ち良い（伸びている）」と思える範囲でやっていきましょう！

ストレッチについての知識が身についたところで、さっそく実践してみましょう！
皆さんのパフォーマンス向上に少しでも役に立てたらうれしいです♪

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