CHEER COLUMN-応援コラム-
チアリーダーのみなさん、こんにちは。
11月も最終日。
早いもので2015年も残すところあと1ヶ月になりましたね。
今年もラストスパート、はりきっていきましょう。
總持寺、川崎大師から、
国道一号線沿線上をほぼ一直線にを北上していくと、
浄土宗の総本山『増上寺』というお寺があります。
今回は、東京・芝公園にある『増上寺』をご紹介します。
増上寺のかなり手前から、道路上に門があります。
関所みたいですね。
入口の『三解脱門』
人間の三つの煩悩「むさぼり」「いかり」「おろかさ」を解脱する門だそうです。
東京タワーをバックに、とても開放的な雰囲気の境内です☆
『大殿』
増上寺は、初詣にたくさんの人が訪れるお寺です!
たくさんのお地蔵さんが並んでいます。
ここのお地蔵さんは水子の供養だけでなく、
「元気に生まれた赤ちゃんの健やかな成長を願う」お地蔵さんも多くいるそうです。
こちらは、江戸時代の徳川将軍家の霊廟(お墓)の門。
重厚な門の両脇には、立派な登り龍・降り龍の彫刻が施されています。
休日には、中に入ることができます。
六人の将軍とその夫人の方々が眠っていて、
お墓は、過去の戦争や災害など様々な状況を乗り越えて、今ここにあるそうです。
大殿の隣にある『安国殿』
安国殿の中には『黒本尊』という仏様がいます。
徳川家康公が戦に出陣する前に、戦勝祈願をしていったといわれていることもあり、
黒本尊は「勝運」「厄除け」として多くの人々の信仰を集めているそうです。
わたしもその年の最初に行ったときに「勝運」のお守りをいただいています☆
増上寺は、徳川家康公とのゆかりが深く、
徳川将軍家の菩提寺(先祖代々のお墓のあるお寺)にもなっています。
今年は徳川家康公の没後400年ということで、
生まれ故郷の静岡県を中心にたくさんのイベントが行われました。
夜に東京タワーがライトアップしている時は本当にきれいで、
タワーとお寺の新旧の建造物の対比が、不思議な感じがする空間です☆
ある方が、
「歴史は書物からも多くのことが学べますが、
実際に行って観て触れてみると、関わった人たちの想いや、人となりまで分かる。」
というような内容のことをおっしゃっていました。
たしかに「百聞は一見にしかず」の言葉もあるように、
実際に自分が見聞きしたり経験することで、
それが本当の自分の力として身についていくのかなと思います。