2週に続き「クラブ」を紹介してきました。
皆さん「ステップポジション」「軌道」はマスター出来ましたか？
複雑な足の動きなので焦らず一つ一つマスターしていきましょうね！

「クラブ」と言うステップ名は、「カニ」を表しています。
横への移動が主となるステップが、カニをイメージしています。
最近のダンスでは、様々なバリエーションで用いられる、
非常に多く見られるステップです。

是非マスターしておいた方が良いステップになります。
以前の記事も含めて、練習してみて下さいね。

チア・ダンスに活きる「ステップ入門」~クラブ①~

チア・ダンスに活きる「ステップ入門」~クラブ②~

今週は「上半身のバリエーション」を加えた「クラブ」をご紹介します。
上半身の動きが加わる事で、より体幹がぶれやすくなるので注意してください。

それでは解説スタートです！

左上の数字はカウントを表しています。

《バリエーション1》
・アームモーション
準備姿勢=ダガー
カウント①=ハイV
カウント②=ロウV

◾準備姿勢(カウント8and)
脇をしっかりと閉じ、体幹部を締めて安定させます。

◾カウント①
ハイVに腕を上げた際に、腕の勢いで背中が反ってしまうとバランスが崩れやすくなります。
「クラブ」の複雑なバランスを崩さないように、
腹筋、肩甲骨をしっかり使い上半身をキープしながらハイVに上げていきましょう。

◾カウント②
次はロウVです。
ロウVの場合は、
胸が下がってしまう事で同様に「クラブ」のバランスを崩しやすくなってしまうので、
胸部を引き上げ、「ロウV」と「胸部」上下に引っ張り合うように意識してください。
そうする事で、バランスも安定します。

☆ポイント
・まずは焦らずゆっくり確認！
「クラブ」は足の体重移動が複雑なステップです。
そこにさらにアームモーションが入る事で
さらにステップへの意識が弱まってしまいます。

まずは焦らずゆっくりと一つずつのポジションを確認し、
各ポジションで姿勢をキープできるように練習しましょう。

・ダガー(準備姿勢)を大切に！
慣れてきたら、アクセントの取りやすいカウント①②だけでなく、
andカウントにも意識をしてみましょう。
今回のバリエーションでは、ダガーになります。

ハイV・ロウVから素早くダガーに戻り、次のモーションへの準備を整えましょう。

体重移動の難しいステップでも慣れていけば
様々はアームモーションを入れる事が出来るようになります。
まずは、しっかりステップに慣れ体幹やバランスをキープできるように何度も反復練習し、
徐々にアームモーションを加えてレベルアップを目指して下さい！