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チア・ダンスに活きる「ステップ入門」〜クラブ②〜
2015.03.20

みなさんこんにちは。

先週から解説している「クラブ」ステップは、練習してみましたか?
ステップポジションをマスターしてから、
軌道を繰り返し練習すると効率が良くなります。
是非参考にしてみて下さいね。

チア・ダンスに活きる「ステップ入門」〜クラブ〜

さて、今週の記事では「クラブ」ステップの「軌道」を解説して行きます。
「左右で体重を乗せる箇所が変わる」のが、このステップの特徴です。
「重心の位置」「足の動かし方」に注意して確認していきましょう。

・体幹のキープ
・中心軸の位置をキープ

この2つは常に意識して練習してください。

 

それでは解説スタートです!

チア_ダンス_ステップ_クラブ_1

《カウント⑧and〜カウント①の軌道》

◇カウント⑧and
重心は真ん中に置き、左右の足に均等に体重がかかる様にして下さい。

◇軌道-1
・股関節
「内旋」から「外旋」へ。

・右足
かかとを軸につま先を外側へ移動。
すね付近の筋肉を使用し、つま先が地面から離れるようにしてください。

・左足
つま先を軸にかかとを内側へ移動。
ふくらはぎ付近の筋肉を使用し、かかとが地面から離れるようにしてください。
かかとが中心軸の近くに来る様に意識をしてください。

◇カウント①
下半身が中心軸に対して、
足の開閉分右に移動した事で、左足への体重の負荷が大きくなります。
左足の指先で地面を握り込んでください。

 

チア_ダンス_ステップ_クラブ_2

《カウント①〜カウント①andの軌道》

◇カウント①
左足の指先で地面を握りこむ。
体幹部を引き上げる意識を強く持ちましょう。

◇軌道-2
・股関節
「外旋」から「内旋」へ。
内転筋を使用し、両足を内股状態にします。

・右足
かかとを軸につま先を内側へ移動。
体重のかかるポイントが「かかと」から「足裏全体」になります。

・左足
つま先を軸にかかとを外側へ。
体重のかかるポイントが「つま先」から「足裏全体」になります。

◇カウント①and
重心は真ん中に置き、左右の足に均等に体重がかかる様にして下さい。

カウント①and〜カウント②は《カウント⑧and〜カウント①の軌道》を、
左右対称で実施して下さい。

以上がクラブステップの軌道です。

 

チア_ダンス_ステップ_クラブ_3

練習を行う際、両足同時に両足を動かす事が難しく感じたら、
片足ずつどのように動かすか整理してください。

番号は行程を表しています。
左から1枚目、2枚目が「つま先体重の動かし方」
左から3枚目、4枚目が「かかと体重の動かし方」

練習の際に注意して欲しい事は「つま先体重」「かかと体重」のどちらも
「つま先」と「膝頭」の向きを同じ方向に向ける意識を持ってください。

 

☆まとめ☆

軌道で意識をするポイントは3つあります。

1,ベクトル(方向)を定める
2,スピードの確認(早く、遅く)
3,使用部位の移り変わりを確認

今回の「クラブ」ステップでは、

1,ベクトル(方向)を定める
股関節=「内旋方向」「外旋方向」へのひねり
下半身(全体)=「つま先」「膝頭」の開閉
下半身(両足)=「つま先」の上下/「かかと」の上下

どこに向かって移動させるのかステップポジション確認したら
ポジションまで正確に移動する方向を見つけましょう。

2,スピードの確認(早く、遅く)
「クラブ」ステップのように不安定なポジションの場合
「素早く」移動しポージングを整えると良いでしょう。

3,使用部位の移り変わりを確認
主に使用している筋肉がどこなのかを考えてみましょう。

つま先をあげる(すね付近の筋肉)→かかとをあげる(ふくらはぎ付近の筋肉)

このように動作な内容が変わる事で、使用する筋肉も変わってくるので
「どこを」動かすのか、考えましょう!

以上が今回のポイントです!

初級の中でも比較的難しいステップです。
マスターする事で、バランス力も向上します!
頑張って下さいね。