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チア・ダンスに活きる「ステップ入門」〜クラブ〜
2015.03.13

皆さんこんにちは。

今週からダンスステップ「クラブ」をご紹介します。
「クラブ」は定番のステップです。
チアの振付でも取り入れられることもあるステップです。
初級の中でもレベルはかなり高い方ですが、マスターしてレベルアップしましょう!

今回は「ステップポジション」を解説していきます。
それでは解説スタートです!

チア_ダンス_ヒップホップ_ステップ_クラブ1

一連の動作です。
左上の数字はカウントを表しています。

2カウントの中に4つのポジションが存在しますが、
シンメトリーを除けば2つのポジションでマスター出来ます。

またクラブでは股関節の使い方が非常に大事なポイントになるので
過去の紹介を見直しておきましょう!
チア・アクロバットに活きるトレーニング〜股関節②〜

 

《今回のルール》
•アームモーション=ハーフTでキープ
•体幹、顔=正面でキープ

チア_ダンス_ヒップホップ_ステップ_クラブ2

準備姿勢です。
「カウント8and」で行います。

■ポイント
•体幹を整える
•両足を股関節から「内旋」させる
•足で「ハの字」を作る

股関節から連動させて、足全体をひねる事が大切です。
足先や膝だけでひねろうとすると関節を痛めてしまうので注意しましょう。

また、膝を少し曲げ、足の裏で「ハの字」をしっかりと作って下さい。
次のポジションへ移る際に踊りが大きくなるので、とても大切なポイントです。

 

チア_ダンス_ヒップホップ_ステップ_クラブ3

ステップポジション-①です。

「クラブ」は、左右の足で体重を乗せる箇所が違う事が最大のポイントです!
今回はカウント①のポジションで説明します。
※カウント②で同様の事をシンメトリーで行います。

■右足
•「かかと」に体重を乗せる
•「つま先」を外へ開く
•股関節から「外旋」させる

■左足
•「つま先」に体重を乗せる
•「かかと」を内側に返す
•股関節から「外旋」させる

股関節は両足ともに「外旋」する事は一緒です。
しかし、左右で体重を乗せる箇所が変わるので、バランスが取りづらいポジションです。

まずはこの姿勢でキープする練習から初めてみてください。
※体幹トレーニングだと思って、
10秒程度キープして下さい。みるみるバランス力が向上しますよ!

ここから先ほど解説した基本姿勢に戻り、ステップポジションを繰り返します。

 

《全体のポイントまとめ》
「クラブ」では足が地面から離れる事がありません。
(振付によっては、もちろん跳ねる場合も有ります)
その代わり「ひねり」多く使いますので、
•関節の使い方を正しくする事
•膝を柔らかく使う事
が、上達への近道です。

さらにもう一つ重要なポイントが「体重移動」です!
今まで紹介して来たステップをと大きく違う事は
「左右で体重を乗せる箇所が変わる事」です。

体重を移動する際に
•素早く
•左右がバラバラの動き
を同時に行う事は、とても難しく感じるはずです。

ゆっくりと確認する所から初め、あきらめず何度も繰り返して、体に慣らして行く事が大切です。

来週もさらに詳しく「クラブ」について紹介していきます。