CHEER COLUMN-応援コラム-
先週は、「運動、動作の基本」と言う事で体を動かすと言う観点から、チア(ダンス)について説明をしました。
さて、今週のテーマは「ビート」です。
「リズム講座」と合わせて読んでみると理解し易い内容です!
今日は、3つのビートを紹介します。出来るだけ難しい部分を省いて説明しますので、音楽に合わせてより楽しく踊れる知識として、勉強してみて下さい。
まず一つ目は、「4ビート」と呼ばれるリズムです。
振付の際には、8泊を一つのボックスにして「ワンエイト」と数えますが、今回は4泊を一つのボックスにして数える「1小節」で説明します。
4ビートを簡単に説明すると、図の様に、「1小節に対して青い矢印が4つ」ありますね。
その長さは、1泊ずつです。
当然、1小節に対して4つのカウントが有りますので、このリズムの取り方を「4ビート」と言います。
さて、二つ目は「8ビート」と呼ばれるリズムです。
1小節の中に、青い矢印が8つあります。以前のリズム講座で、「andカウント」を説明しましたが、それが8ビートです。
1泊を半分の長さ(半拍)にすると、1小節で8回リズムが取れる様になります。
ダンスは8ビートで取る事がとても多いので、レッスンの中でも意識しておくととても良いと思います。
最後は「16ビート」です。
実は、今回の講座で一番伝えたかったのが、この「16ビート」です。
1泊を4つに分けます。
すると、1小節の中に16個の矢印が出来ます。
つまり、1小節で16回のリズムが取れる事になります。
3つのビートについて、理解は出来ましたか?
細かいリズムをダンスで表現する程、難易度は高くなります。以前にも、リズムトレーニングを紹介しましたが、まずは4ビートをきっちりと「感じ」られるようにしましょう。その次は、8ビートです!
先週、今週と二回に渡って知識をお伝えしました。知識はとても大切なものです。その知識を最後にはたくさんの練習から、自然に実施出来る様に「努力」が必要です。
知識だけで終わらずに、是非「伝わるパフォーマンス」が出来る様に、頑張って下さいね!
次回は、「運動、動作の基本」と「16ビート」から、チアでよく使われる「シャープ」とはどういう事なのかを解説したいと思います。