OSHIETE CHEER-教えてチア-
チアテク紹介・ルルベトレーニングを紹介します
新学年となり1ヶ月。
そろそろ生活も、新しいチームでの練習も落ち着いてきた頃でしょうか。
ここから夏に向けて挑戦していくみなさんのために、
基礎のトレーニングを紹介していきたいと思います。
本日のテーマは「ルルベトレーニング」です。
★足首のトレーニングの大切さ
足首の可動域やかかとを上げる力は、様々なテクニックに必要となります。
体重を支えるのとともに、しっかりと床を蹴りあげるときに使う力です。
例えば、ピルエットターンなどターンの時の軸足。
ルルベが高く上がらないと不安定ですよね。
ジャンプの時の床を踏み切る力、これも足首の力を使います。
トータッチジャンプなどでは両足踏切ですが、
ジュッテなどのリープジャンプでは片足で自分の体を持ち上げなければいけません。
ターンにしても、ジャンプにしても、テクニックのコツも大切ではありますが、
そもそもの体作りができていないと、なかなかテクニックが完成しないものです。
また、足首は怪我が多い部位でもあるので、
可動域を広くするのとともに、足首周りの小さな筋肉を鍛えることで、
少々のバランスの崩れなどでは、ケガからも守ってくれるのです。
ということで、今回は足首のストレッチ&トレーニングのため、
「ルルベトレーニング」を一緒にしていきましょう。
★足首のストレッチ
方法①立ってストレッチ
体重をかけて、指が90度、足首の前が平らになるところまで押しましょう。
ひざとつま先は同じ向きです。
こちらはNGです。
かかとが十分に上がっていないこと
足首の前の部分がまっすぐになっていないこと
ひざが横を向いているのに、つま先は斜め前になっていること
が、NGポイントです。
片足ずつできたら両足でも。
方法②ながらストレッチ
椅子に座っているとき、足指を曲げ床につきましょう。
かかとを前に出すように力を入れながら、足首の前側をストレッチします。
足首を横に曲げて、「カマ足」にならないように気を付けてくださいね。
テレビを見ながら、宿題をやりながら、ストレッチできてしまいます。
場面によっては、お行儀が悪い、と言われてしまうかもしれませんので、気を付けてくださいね。
ちなみに、足首を上に曲げる方(フレックス)は、 ある程度個人の骨格として持っているものなので、
なかなか可動域を広げることができません。
★ルルベの練習
①ルルベ高さをチェック
プリエをします。
↓
先ほどストレッチをした高さまでかかとを上げます。
↓
そのかかとの高さをキープしながら、ひざを伸ばします。
※つま先で床を押すようにするのとともに、
内ももでしめてくるとターンの軸足にも活きてきますよ。
↓
ひざを伸ばしたまま踵を下ろします。
②ルルベのトレーニング
この踵の高さに慣れたら、
プリエから一気にルルベアップの練習をしましょう。
③家などでできるトレーニング(カーフレイズ)
階段のふちなど段差のある所に立ちましょう。
安全のため、手で支えてくださいね。
かかとを段よりも少し低いところまで下げます。
↓
ここからつま先で押してルルベの高さまで上がりましょう。
↓
ひざをしっかり伸ばし、姿勢をまっすぐキープした状態で繰り返しましょう。
ひざや体などで勢いをつけると、効果が半減です。
ふくらはぎを意識してください。
また、おしりも一緒に持ち上げるようにするとより効果的です。
★最後に
合わせて足の指のストレッチやトレーニングもぜひ取り組んでください。
★こちら★もご参照ください。
場所を選ばず、生活の中に取り組める部位のトレーニングなので、
ぜひ習慣にしていってくださいね。
★5月におすすめの記事
①崩れないポニーテール
練習の時は、髪の毛もすっきりとまとめて、レッスンに集中したいですね!
②チアノートの書き方
新しいことに挑戦することが多い時期です。
練習で習った大切なことは、すぐにノートに書こう。