チアらんど

チアリーダーのためのポータルサイト
チアで学ぶ、チアでつながる、想像を超える楽しい世界へ
応援コラム
トップ > ディレクター日記 > リズム講座(初級)〜続き

CHEER COLUMN-応援コラム-

リズム講座(初級)〜続き
2013.07.05

先週に引き続き、リズム講座(初級)の続きです。

チアに限らず、リズムはスクール内で必ず練習するものですし、パフォーマンスには不可欠です。是非理解を深めて、より良いパフォーマンスに活かして下さい。
先週の記事、『リズム講座(初級)』から見て下さい。

★『リズム講座(初級)』はこちら

前回の記事のおさらいです。
①オンビートのアップ
②オンビートのダウン
③オフビートのアップ
④オフビートのダウン

更に
•①と④は同じ動き
•②と③は同じ動き

リズムには「オンビート」「オフビート」があり、「アップ」と「ダウン」のリズムで繋いで行く事が分かって頂けたと思います。

ここで、僕自身も練習過程で疑問に思った事なのですが、
•①と②は繋げられないのか?
•③と④は繋げられないのか?
つまり、「アップのオンビートとダウンのオンビートは混在出来ないか?」と考える様になりました。

実はこれには『リズム変換』と言うテクニックが必要になってきます。
やり方は二種類あります。

◆「ステイ方式」のリズム変換
例えば、オンビートでアップを取ってる場合、オフビートは当然ダウンになっています。
これを逆転させなければ、リズム変換は完了しません。
それでは、以下の図を参照して下さい。

リズム_トレーニング_初級1

カウント2〜3の間に「ステイ」とあります。ステイとは、とどまることを意味します。
つまり、カウント2〜3の間は「アップ状態でストップしている」事を、示しています。
次に、カウント3のタイミングで、オンビートのダウンを取ればリズム変換が完了すると言う訳です。

ダウンのオンビートからスタートしても、全く同じ考え方です。

リズム_トレーニング_初級2

今度は、カウント2〜3の間は「ダウン状態でストップしている」と言う事ですね。

◆「ダブル方式」のリズム変換
「ステイ」している部分を「二回繰り返す」と言う動きに変えただけです。
図で見てみましょう。

リズム_トレーニング_初級3

アップのオンビートでスタートしたリスムですが、カウント2では、オンビートでもオフビートでもアップを取っています。カウント3では、ダウンのオンビートになり、リズム変換完了です。

ダウンのオンビートからスタートしても、同じです。

リズム_トレーニング_初級4

ステイ方式が理解出来れば、すぐにマスター出来ると思います。
しかし、難易度はダブル方式の方が高いです。その理由は、カウント2〜3のアクセント部分にあります。アクセントが3回も連続で行っているのが分かります。人間の体は「早くて強い動きを繰り返し行う」には、必ずトレーニングが必要になります。たくさん練習して、上手く体をコンとローール出来る様にして行きましょう。

リズム変換には、もの凄い効力が有ります。
お客さんは、同じ動きを繰り返し見ると「同調」してくれて、パフォーマンスにのめり込んでくれるものです。しかし、長過ぎるループは「同調」を超えて、「飽き」に繋がる場合も有ります。「飽き」を感じさせないパフォーマンスに最適な手法が、「リズム変換」です。今回の図で説明すると、カウント2のオフビートは、その前のループに対してギャップになります。ギャップになった部分がスムーズに繋げることが出来れば、お客さんはそのパフォーマンスに対して、複数の楽しみ方が出来ると言う訳です。

では最後にトレーニングの方法を紹介します。

今回の図では、「カウント2」でリズム変換を行っていますが、もう少し難易度を下げた所から練習を始めた方が効果的です。

◆カウント8でリズム変換!
①オンビートのアップスタートから、カウント8でステイ方式で変換
②オンビートのアップスタートから、カウント8でダブル方式で変換
このメニューが、完璧に続けられる様になったと言えるまで練習して下さい。目安は1分以上、ループが崩れない事です。

◆カウント4でリズム変換!
①オンビートのアップスタートから、カウント4でステイ方式で変換
②オンビートのアップスタートから、カウント4でダブル方式で変換
変換のタイミングが倍になるので、体力も向上出来ます。音楽に合わせ1分以上繋げられれば、ほぼ初級はクリアと言っても良いでしょう!

◆オフビートでチャレンジ!
①オフビートのアップスタートから、カウント8でステイ方式で変換
②オフビートのアップスタートから、カウント8でダブル方式で変換
最初は考えてしまうかもしれません。しかし、ここまで真剣に練習している人はオフビートも出来ているはずなので、ゆっくりと動きの確認を行って下さい。(音楽には合わせずに!)
動きが理解出来て来たら、少しゆっくりした音楽に合わせて実施してみて下さい。
オフビートでリズム変換が出来たら、もう中級への入り口に立っています!

今回は、『リズム講座初級』と言う事で『リズム変換』に触れました。
チアやダンスのスクール内で、「私は振り覚えが悪いのではないか?」と言う不安を頂く人が多いようです。
•振りが覚えられない
と考えるよりも
•振りの覚えるポイントが分からない
だと思っています。経験上、ポイントを理解した子は倍以上の早さで振りを覚えて行きます!

このリズム変換をマスターすれば、間違いなく振り覚えも早くなりますし、勉強もリズムが大切です。
僕自身も、ダンス歴18年の中で、リズムトレーニングを行わない日は無いと言っても過言では有りません。
是非、リズムを私生活の中に取り入れてみて下さい!