CHEER COLUMN-応援コラム-
皆さんこんにちは。
暑い日が増えて来ました。
レッスン時の汗のケア・水分補給には十分気を使って下さいね。
さて、今週からは「肩関節」の記事となります。
まずは「肩関節」の可動方向をご紹介します。
肩関節は胴体と腕を繋ぐ部位です。
正しい形でのアームモーションや、安全なアクロバットを行う為にも
関節の使い方(動かし方)を覚えましょう。
それでは、解説スタートです!
《屈曲》
肩関節を前方向へ回転させる動きです。
腕を真下から真上に向かって上げる動作になります。
アームモーションのパンチアップやタッチダウン
アクロバットでは倒立などで屈曲が欠かせません。
《伸展》
肩関節を後ろ方向へ回転させる動きです。
腕を真下から後ろ側へあげて行く動作になります。
アームモーションの中ではあまり親しみの無い方向ですが、
チアダンスの振付となると、腕を振ったり回したり伸展を用いる事があります。
アクロバットでは「シフト」と言う技に、伸展を利用します。
以上2方向、「屈曲」「伸展」は
『肩関節の前後』の動作です。
続いて『肩関節の左右』の動作のご紹介です。
左右の動作の場合は体の側面を中心軸と定義します→青い線
(肩が支点となる為です。)
《外転》
中心軸に対して腕を外側に広げる動作です。
アームモーションのハイV、ダイアグナルなどで外転を利用します。
《内転》
中心軸に対して腕を寄せる動作です。
中心を通り越す動作も含まれます。
アームモーションのKモーション(下のアーム)は内転を利用します。
アームを体側に置く時も、内転を入れると、体の芯が強く表現出来ますよ。
「外転」「内転」の2種類の左右方向も、頭に入れておいて下さいね。
☆まとめ☆
今回は肩関節の
前後(屈曲/伸展)
左右(外転/内転)
をご紹介しました。
ポージングを取るのにどの方向に動かしているのか?を考えながら練習を行うと、
得意・不得意も理解できて、課題も明確になります。
来週は肩関節の「旋回」での2方向と簡単なストレッチをご紹介します!