OSHIETE CHEER-教えてチア-
今回は「ピルエットの仕組み」について、写真と動画でご紹介していきます。
●ピルエットとは
片足を軸にして、かかとを上げたルルべの状態で回転する動き。※1
まず、「姿勢」を確認しましょう。
軸足は耳・肩・腰・ひざ・足首が一直線になるように姿勢を作ります。
かかとを高く上げてルルべアップでバランスを取ります。
反対の足はパッセという形を取ります。
パッセは、腿が床と平行になる位置に上げ、つま先が膝の横についた姿勢です。
上体は肩と腰を繋げた四角形ができるようにつくります。
こんな姿勢になっていませんか?これではピルエットが回れません。
●次は回転方法を確認しましょう。
スポットの練習をしよう
一点に視点を定め、首の可動域の範囲で顔を残し、反対側から素早く定めた視点に戻します。
この時、顔を残しすぎて傾かないように注意しましょう。
プレパレーションを確認しよう
<右回転の場合>
右足は横にタンジュ、腕は開きます。
右腕を前に左腕を横に伸ばし、右足を後ろに引きます。
左足に重心をおき、右足はかかとを上げてプリエをします。
腕を開き、プリエを踏みこみ素早くパッセで正しい姿勢を作ります。
●まとめ
最後に、ここまでの内容を動画でチェックしてみましょう!
ピルエットの仕組みは、「正しい姿勢」「スポット」「プレパレーション」で構成されています。
回転数が上がるほど難しくはなりますが、「基本を正しく」行うことで必ず習得できるようになります。
最近ピルエットの調子が悪い、、軸が取れない、、と思ったら、自分の動きを撮影してみましょう。
自分の癖や修正点を発見することができますよ。
プレパレーションやパッセの姿勢は崩れていませんか?スポットはきれていますか?
基本に戻り、正しい姿勢が取れるまで形を確認しましょう。
回転数を減らして練習することが上達への近道です。
次回はピルエットの「ポイントとコツ」をご紹介します。
ぜひ見てくださいね☆
※取り組む前に・・
練習環境を整えて安全に気を付けて行いましょう。
自分のレベルに合った内容を取り組みましょう。
テクニックの方法は団体によって異なる場合があります。
担当の先生やコーチの指導に合わせて行いましょう。
<引用>
※1三田ジョンストン智子 監修『ジュニア・チアダンス検定公式ブック はじめてのチアダンス』2014年,p52