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ジュニア・チアダンス検定特集①基礎動作のポイント
2020.12.15

ジュニア・チアダンス検定とチアらんどのコラボ企画、第一弾「基礎動作のポイント」です☆

 

今回は合格に近づく基礎動作のポイントを紹介していきます。
チア検定を受験する方もしない方も、チアダンスの基本であるアームモーションを一緒におさらいしましょう。

 

ジュニア・チアダンス検定特集①基礎動作のポイント

 

●はじめに

チアダンス検定は、レッスンを通して皆さんが身につけたダンスパフォーマンスやマナーについて、自分自身の成長していく姿を確認するために作られました。
【基本動作(アームモーション)】と【規定ルーティーン】2つの課題を試験監督の前で演技をする実技試験です。
下記内容で構成されています。

 

「基本動作(アームモーション)」
試験監督の指示に従ってレディ、ハイVなどのポーズをします。
正しくパフォーマンスできているか評価されます。

 

「規定ルーティーン」
音楽に合わせてパフォーマンスします。
ステップ、ターン、ジャンプなどがしっかりとできているか評価されます。

 

「マナー」
「基本動作(アームモーション)」「規定ルーティーン」を通して、挨拶ができること、笑顔でいること、身だしなみが整っていることなどが評価されます。

※今回紹介する基本テクニックは、ウィネット出版「はじめてのチアダンス」で使用されている名称を採用しています。

 


 

●今回は、基本動作(アームモーション)の6つのポイントをご紹介します。

① 姿勢

ジュニア・チアダンス検定特集①基礎動作のポイント

アームモーションを行う前に、まず姿勢を確認しましょう。
上体は肩を下げて、胸を張りまっすぐ前を見ましょう。
背中は丸めたり、反り返ったりしないように注意しましょう。

 

この姿勢を保った状態で、アームモーションを出すことが大切です。
アームの動きと一緒に、体の面が変わってしまったり、肩が上がったりしてしまうことのないよう、しっかりコントロールしましょう。

 

 

② フィスト

ジュニア・チアダンス検定特集①基礎動作のポイント

アームモーションは、基本的に「フィスト」で行います。
「フィスト」が正しく作れていないと、アームモーションの形も崩れてしまいます。
人差し指から小指まで、4本の指を揃えて折り、その上に親指を付けた形です。

 

 

③ 手首

ジュニア・チアダンス検定特集①基礎動作のポイント

フィストの向きが大切なことは、皆さん知っていると思いますが、手首の形も大切なポイントです。
腕から手の甲までまっすぐ角度がつかないように出しましょう。手首の形まで揃うと振付もチームで揃うようになりますよ。

 

 

④ 正確な形

いくつか、アームモーションの正しい形を確認してみましょう。

 

・レフトダイアゴナル

ジュニア・チアダンス検定特集①基礎動作のポイント
左腕をハイVの位置に、右腕はロウVの位置におきます。
フィストは親指側が前を向きます。
左右の腕が一本のまっすぐな線になるように作りましょう。

 

・ハイタッチダウン

ジュニア・チアダンス検定特集①基礎動作のポイント
キャンドルスティックの形から、腕を頭の上に伸ばします。
腕が開かないように両耳に近づけましょう。
フィストは小指側が前を向きます。
手首がまっすぐになるように注意しましょう。

 

※その他のアームモーションについては、DVD付き公式ブック「はじめてのチアダンス」で紹介していますので、ご確認ください。

 

 

⑤ 止め

ジュニア・チアダンス検定特集①基礎動作のポイント

力強いアームモーションに見せるための「止め」を紹介します。

「止め」がないと形が見えず、チームでもバラバラな動きになってしまいますよね。
力強い「止め」のポイントは、次に紹介する動線(通り道)の間は少し力を緩めることです。
止める瞬間にグッと力を入れることでピタッと「止め」が見えるようになります。
また、腕の力だけではなくお腹を引き上げることで、身体がぶれず止めやすくなります。

 

 

⑥ 動線

ジュニア・チアダンス検定特集①基礎動作のポイント

アームモーションは、姿勢と形が良ければOKではありません。
アームモーションを作るまでに通る道(動線)も重要です。

 

振付で指定されていない限り、アームモーションは素早く、シャープに出すことが基本です。
通り道を遠回りしてしまうと、到着地点まで時間がかかり、シャープに見えません。
反対に、最短距離でアームを出せば、シャープに形を長く見せることができます。

 


最後にもう一度、上記のポイントを動画で確認しましょう。

 


 

以上、基本動作(アームモーション)の6つのポイントをご紹介しました。
今回ご紹介した内容はとても基本的なことですが、チア検定に限らず、チームの演技でも大切なポイントです。
基本を振り返って、個人でも、チームでもさらにレベルアップを目指しましょう☆

 

※取り組む前に・・
練習環境を整えて安全に気を付けて行いましょう。自分のレベルに合った内容を取り組みましょう。
テクニックの方法は団体によって異なる場合があります。担当の先生やコーチの指導に合わせて行いましょう。

 

ジュニア・チアダンス検定特集①基礎動作のポイント

 

【第6回ジュニア・チアダンス検定in東京について】