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チア•ダンスに活きる「アクロバット」〜側宙④〜
2017.10.27

皆さんこんにちは。

今回は「側宙」のご紹介記事、第4弾です。

「側宙」は、《手をつかない》「側方宙返り」の事です。
「側転」をしっかり理解した上で練習に取り組みんでくださいね。

前回の記事もおさらいしておきましょう。

☆チア•ダンスに活きる「アクロバット」〜側宙①〜
=「ポジション①②」について紹介しています。

☆チア•ダンスに活きる「アクロバット」〜側宙②〜
=「ポジション③④⑤」について紹介しています。

☆チア•ダンスに活きる「アクロバット」〜側宙③〜
=「ポジション①〜②の軌道」について紹介しています。

今回は、「側宙」を行うための『段階を踏んでの練習方法』についてご紹介して行きます。

 

まずは、「側宙」の全体像から確認していきましょう。

チア_ダンス_アクロバット_側宙_4-1

上の写真が全体像です。
左上の番号は行程を表しています。
※左足を前に踏み込む「側宙」で説明しています。

写真のように手をつかずに足を振り下ろす事が出来れば「側宙」の完成です。

初めから両手を着かずに行うことはとても難しいことです。
そこで今回は段階を経て、両手が離せるようになるための練習方法を紹介していきます。

 

それでは、解説スタートです。

チア_ダンス_アクロバット_側宙_4-2

初めは、『手前の手』だけをついて行う練習です。

■ステップ①
《意識する点》
•ジャンプして空中に浮く。
•すぐに手をつかない。
•手前側の手(左手)だけをつく。
•足を振り下ろす。

しっかりと踏み込んでジャンプをした後、宙に浮いたの感じてから
『手前側の手』だけをつき、着地をする練習を行いましょう。

 

チア_ダンス_アクロバット_側宙_4-3

続いて、『奥側の手』だけをついて行う練習です。

■ステップ②
《意識する点》
•ジャンプして空中に浮く。
•すぐに手をつかない。
•奥側の手(右手)だけをつく。
•足を振り下ろす。

ステップ①の練習に慣れてきたら、地面につく手を『奥側の手』に変えていきます。
『奥側の手』にすることでステップ①よりも長く宙に浮くことになります。

宙に浮いている間に素早く足を振り下ろすように意識して練習を重ねましょう。

 

★まとめ★
今回は『段階を踏んでの練習方法』を解説しました。

ステップ①=『手前側の手』
ステップ②=『奥側の手』

どちらも片手側転になりますが、大切なポイントは

《しっかりと宙に浮いてから手をつくこと》
ステップ①も②もしっかりと宙に浮くことを大切に行なってください。

《手をつくよりも先に足で着地できるようにすること》
あくまでも補助として片手をつきます。
最終目標は「手をつかないこと」ですので、
宙に浮いている間に足を素早く振り下ろし、着地することを一番の目標において練習をしてください。

 

初めのうちは恐怖心があり、すぐに手をついてしまうと思います。
しっかりと体を浮かし、宙に浮いている時間を長くできるようにしましょう。
浮いている時間が長くなれば、足を振る時間にも余裕ができます。

自分の段階にあった練習を重ね、ステップアップして技の完成を目指しましょう!

次回もお楽しみに!

 

 

 

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