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ダンス・アクロバットに活きる関節の使い方 〜指関節①〜
2015.11.13

みなさん、こんにちは。

今日から「手の指(指関節)」のご紹介をしていきます。
第一弾は「可動方向」のご紹介です。

 

それでは早速解説スタートです。

チア_アクロバット_手指関節_可動方向 - 1

指を曲げる動作=屈曲

アクロバットでは倒立、チアではフィストなど
地面や手を握る時に「屈曲」を用います。

 

チア_アクロバット_手指関節_可動方向 - 2

指を伸ばす動作=伸展

アクロバットでの側転や前方ブリッジなどの起き上がる時に使用します。
レッスンで「地面を押し切る」と言っている時はこのように「伸展」させています。

 

チア_アクロバット_手指関節_可動方向 - 3

指を開く動作=外転

ダンスでも多く用いられるテクニックです。
アクロバット時の地面に手をつく時は常に「外転」を使用しています。

 

チア_アクロバット_手指関節_可動方向 - 4

指を閉じる動作=内転

ダンスでは、手のバリエーションで用いる事も多くあります。

チアでは、フィストを作る前に、内転を作ると握り易くなります。
「フィストの握りが甘い」と指摘を受けた時は、
「屈曲」と「内転」のどちらかが、ゆるくなっている可能性があります。

 

☆まとめ☆

指を曲げる動作=屈曲
指を伸ばす動作=伸展
指を開く動作=外転
指を閉じる動作=内転

日常的によく使いますが、
改めて見て、感じてみると、持っているパワーを効率良く使う事に繋がります。

アクロバットでは、、、
地面に手をつく時は大きく開こう!
チアでは、、、
フィストの握りは甘くないか?

など、常に確認しながら練習を実施しましょう。

手指の開き方・握り方一つで、
技の成功率・ポーズのストップ感・シャープさ、など大きく変わって見えてきます。
どんなに小さなことでも丁寧に取り組んでみてくださいね!