OSHIETE CHEER-教えてチア-
「2人組柔軟ストレッチ」
お家で親子でできるトレーニングを紹介する“ママ必見!!子供とできるチアトレーニング➂”第3回目は股関節周りを中心に2人組柔軟ストレッチを紹介いたします。
股関節周りを柔軟?効果とは?
股関節は上半身と下半身をつなぐ役割、上半身の重さや動きを支える働きを担っています。実はとても負荷がかかっているのです。
股関節周りを柔軟し可動域を広げることで
・体の不調(むくみ、冷え性、肩こり、腰痛)
・ボディバランスの乱れ(猫背、O脚、X脚、ゆがみ)
の改善に効果があります。
また、チアリーダーの皆さん、柔軟は基本中の基本!!特に股関節の可動域を広げることでテクニック、ダンスの向上、けが防止に繋がります。
やり方
柔軟する人と補助する人、2人で役割を分けて行います。
交代しながら行いましょう。
あぐらストレッチ
柔軟する人:
①両足の裏を合わせてあぐらのような姿勢になり、踵を身体に引き寄せる。
②骨盤を立てて、背筋を伸ばす。
③背筋を伸ばしたまま手を床につけてゆっくり前に倒れる。痛気持ちの良い所で、キープ!
☆おでこが床につくイメージで行いましょう。
補助する人:
柔軟する人の後ろに座り、前に倒れた時に背中を押す。
長座体前屈ストレッチ
柔軟する人:
①両足を揃えて前に伸ばして座ります。膝が真っ直ぐに伸びろところまで伸す。
②骨盤を立てて、背筋を伸ばす。
③背筋を伸ばしたまま前に倒れる。痛気持ちの良いところでキープ!
※注意 無理に前に倒れ膝を曲げるのではなく、膝と背筋は伸ばしたまま行う。
☆おでこを膝につけるイメージで行いましょう。
補助する人:
柔軟する人の後ろに膝立ちし、前に倒れた時に背中を押す。
開脚ストレッチ①
柔軟する人:
①可能な範囲で両足を広げる。
②骨盤を立てて背筋を伸ばし体の面(おへそ、肩、顔)が正面のまま、右に倒れる。
③左手は右のつま先にタッチ!痛気持ちい所でキープ!
※注意 倒れた時に左のお尻、膝は床につけたまま行う。
☆右耳を右膝に付けるイメージで行いましょう。
補助する人:
①柔軟する人の後ろに立つ。
②左足は柔軟する人の左膝の前に置く。(前に倒れた時に膝の向きが変わらないようにサポートする為)
③倒れた時に脇の下、横腹に手を置き、倒れている方向に押す。
開脚ストレッチ②
柔軟する人:
①開脚の脚はそのまま、体の面(おへそ、肩、顔)の向きを右に向ける。
②背筋をを伸ばし、右膝の方へ倒れる、痛気持ち良い所でキープ!
※注意 「開脚ストレッチ①」同様に倒れた時の膝、左のお尻に注意する。
☆右膝にあごを付けるイメージで行いましょう。
補助する人:
①「開脚ストレッチ① 柔軟する人①」と同じ。
②「開脚ストレッチ① 柔軟する人②」と同じ。
③倒れた時に背中を押す。
「開脚ストレッチ①」「開脚ストレッチ②」は左も同じように行いましょう。
開脚ストレッチ③
柔軟する人:
①開脚の脚はそのまま、もう一度体の面(おへそ、肩、顔)の向きを正面に戻します。
②骨盤を立て背筋を伸す。
③姿勢を保ちつつ、前に倒れ、痛気持ち良いところでキープ!
☆おでこを床につける、イメージで行いましょう。
補助する人:
①柔軟する人の後ろに立つ。
②柔軟する人をまたぎ、ひざの前に足を置く。(前に倒れた時に膝の向きが変わらないようにサポートする為)
③倒れた時に背中を押す。
★すべての柔軟で体を倒したときに、保護者の方は10秒、チアリーダーは20秒キープを目指しましょう★
注意点
・いきなり伸ばしすぎると痛めてしまいます。痛気持ち良い所でキープしましょう。
・チアリーダーの皆さんはつま先、膝、普段からコーチに言われていること、チームでの決まり事を守りましょう。
まとめ
保護者の方は健康の為、チアリーダーの皆さんはレベルアップにつなげる為にも、柔軟性を高めるストレッチを紹介しました。
お家で簡単にできるストレッチぜひ行ってみてください!!