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ダンス・アクロバットに活きる「フロアテクニック」 〜キックダウン①〜
2015.11.27

皆さんこんにちは。

過去の記事で多くの関節の可動方向、ストレッチ、トレーニングをご紹介してきました。

今日からは「フロアテクニック」をご紹介します。

前回までご紹介していた様々な関節の可動方向など思い出しながら、
実際に体を動かしてチャンレンジしてみてください。

〜フロアテクニックとは〜
地面に手をついたり、膝立ちや、座りながら実施するテクニックのことを指します。

フロアテクニック第一弾は「キックダウン(ニーダウン)」のご紹介です。

チア_ダンス_フロアテクニック_キックダウン - 1

こちらが「キックダウン(ニーダウン)」と呼ばれるポージングの全体像です。

ストレッチを十分に行ってから、チャンレンジしてみましょう!

《意識すること》
・胸は丸める
・股関節は内旋(内股)方向にひねる
・膝の内側を地面につける
・足の形は屈曲(フレックス)状態で地面につく
・拇指級で地面を押し込む

上記の状態を作ったら、胸でダウンのリズムをとってみましょう。
バウンドするようにはっきとリズムをとることを心がけてくださいね。

 

それでは「キックダウン(ニーダウン)」のポイントを解説していきます。

チア_ダンス_フロアテクニック_キックダウン - 2

☆ポイント1
膝のつき方について、、、

先ほど《意識すること》で「膝の内側を地面につける」とご紹介しました。
膝のお皿の中心から内側の斜め下に向かって触れていくと、
少し凹んでいるような箇所があります。
ぜひ自分の体で確認してみてください。

写真での赤色部分を地面につくように意識しましょう。

 

チア_ダンス_フロアテクニック_キックダウン - 3

☆ポイント2
足のつき方について、、、

先ほど《意識すること》で「足の形は屈曲(フレック)状態で地面につく」とご紹介しました。

写真、左写真の正しい状態と、右写真の間違った状態を比べてみましょう。

どちらも共通してフレックスにはなっていますが
間違った状態では、つま先からかかとまでがまっすぐ地面についています。
これでは、ポイント1で説明したような「膝の内側を地面につける」ことが難しく、
膝を痛めやすく怪我をしやすい状態でのポージングになってしまいます。

正しい状態のように、つま先を外側に向け拇指級の内側を地面につける状態を作ることで
《意識すること》の「拇指級で地面を押し込む」というポイントも可能になります。

 

☆まとめ☆

今回は「キックダウン(ニーダウン)」と呼ばれるポーズでの注意点をご紹介しました。
このポジションは技を一連の動作で行う際「着地」にあたります。

安全なポジションを覚え、怪我の可能性を少しでも減らしていけるように意識していきましょう!

それでは、来週の記事もお楽しみに!