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チア・ダンスに活きる「ステップ入門」〜クロック③〜
2015.03.06

2週に続きご紹介しているステップ「クロック
ステップポジション・軌道はマスター出来ましたか?

チア・ダンスに活きる「ステップ入門」〜クロック①〜

チア・ダンスに活きる「ステップ入門」〜クロック②〜

 

それでは今週は『上半身のバリエーション』を加えたステップをご紹介します。
上半身の動きが追加される事によって体幹がぶれやすくなるので注意が必要です。

チア_ダンス_ステップ_クロック_アームモーション_1

《上半身のバリエーション①》
・アームモーション
準備姿勢=ダガー
カウント①=Lモーション(右手:上 左手:横)
カウント②=Lモーション(右手:横 左手:上)

・準備姿勢(カウント⑧and)
片足となり、バランスが取りずらいので、体幹部を締め安定させましょう。

 

チア_ダンス_ステップ_クロック_アームモーション_2

・ステップポジション
カウント①=Lモーション(右手:上 左手:横)

腕だけにならずしっかりと「体幹部から腕を伸ばしていくイメージ」で広げてください。
今回は、体を斜めに倒す形をご紹介しています。
Lモーションの魅せ方も意識しましょう。

カウント②は左右対象となり、意識する事は同じです。

チア_ダンス_ステップ_クロック_アームモーション_3

《上半身のバリエーション②》

・アームモーション
準備姿勢=Tモーション
カウント①=Tモーション
カウント②=Tモーション

基本姿勢は変わらず、アームモーションをTモーションで固定します。

チア_ダンス_ステップ_クロック_アームモーション_4

シンプルなアームモーションのバリエーションですが、
腕を横に伸ばしている事で、遠心力が加わり、体幹のキープが難しくなります。
ポンポンを持ちながら行うと、より遠心力を感じ、上腕のトレーニングにもなります。

☆ポイント
・Tモーションをキープ。
→特に上腕部、胸筋の筋肉を意識し、体幹部と連動させた固定が出来る様にしましょう。
腕は外に張る、胸は内側に締める意識で固定し易くなります。

・ステップはなるべく鋭く踏み込みます。
→強く踏み込む事で、安定している時間が長くなります。遠心力に負けない軌道を心掛けましょう。

 

☆まとめ☆

練習を行う際に、以下の順番でステップして行くと、マスターし易くなると思います。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
1)準備姿勢時に「両肩」「骨盤の左右端」の4点をしっかりと1枚にするように固めます。
2)ステップ時に上記の4点が崩れないようにポージングをとる。
3)4点が崩れない様にアームモーションをとる。
4)1つずつのポージングをゆっくり繋げ、体幹の締めを意識する。
5)リズムに合わせてチャレンジ!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

今回の場合は
・体幹を整える
・ステップを踏む
・アームモーションを行う
と3つの事を同時に意識しています。

最初はすべて同時に意識しようとせず、1つずつ整理していきましょう。