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チア・アクロバットに活きる 〜肩甲骨周りのトレーニング〜
2015.02.06

皆さんこんにちは。

今週は「肩甲骨周りのトレーニング」をご紹介します。

先週の記事も是非ご覧下さい。
チア・アクロバットい活きるトレーニング〜肩甲骨周りのストレッチ〜

先週ご紹介したトレーニングは主に「ストレッチ」を目的とし、
体への負担も少なく気軽に出来るものでした。

 

今週は「筋力アップ」を目的としたトレーニングをご紹介します。

チア_アクロバット_肩甲骨_トレーニング_筋トレ_1

今回のトレーニングの基本動作です。
肩甲骨周りの筋肉(主に僧帽筋)のトレーニングです。

今回はお家でも出来るようにペットボトルに水を入れて
ダンベルの変わりとなるように使用しています。
僕もペットボトルでのトレーニングは良く実施しています。
重さを増やす事でより筋肉に負荷がかかり
トレーニングの質が上がりますので、目的に合わせて下さい。

 

それでは解説をスタートです。
※右半身をトレーニングする場合で説明します。

【基本姿勢】
・体幹を締める
・下半身は軽く膝を曲げる
・左腕は、頭の下で首を支える(クッションの変わりです)

①のとき
・右腕は肘を90°で曲げ、脇を絞る
・右肩甲骨を地面に対して垂直に準備

②のとき
・右腕を地面に対して垂直になるように立てる。
・右肩甲骨がしっかり「内転」する

 

今回のトレーニングのポイント

今回のトレーニングで大事なポイントは
2つあります。

チア_アクロバット_肩甲骨_トレーニング_筋トレ_2

①肘を支点に腕を動かす事

支点がずれてしまえば、本来鍛えたい部位では無い所に負荷がかかってしまったり
体を痛める原因になります。

反動は使わずに、正しいポジションでゆっくりと行う意識を持ちましょう。
目安としては、深めに呼吸を行いながら5~10秒程度がちょうど良いと思います。

 

チア_アクロバット_肩甲骨_トレーニング_筋トレ_3

2つ目のポイントは、 ②肩甲骨をしっかり寄せる事です。
今回のトレーニングは「肩甲骨周り」というテーマをお忘れなく!

写真→背中の青い部分(僧帽筋)を縮める事で、肩甲骨周りを鍛えています。
正しく肘が支点とし、肩甲骨の開閉を感じる様にして下さい。

 

☆まとめ☆

「力強い」「シャープな」アームモーションには、
僧帽筋が効率よく働く事は欠かせません。
他にも「ジャンプの引き上げ時」や「ターン・キックのインパクトを吸収する」など、
様々なシーンで活躍してくれるのが僧帽筋です。

腹筋を代表する体幹部や、腕の筋肉に隠れて
あまりトレーニングしている人は少ない様に見受けられます。
今回の様なトレーニングで、瞬時に肩周りの筋肉を反応させるための準備をしておく事が
大切だと言う事を覚えておいて下さい。

トレーニングを行う際、「目的」はとても大切です。
〜アームモーションを力強くしたい〜
〜もっとシャープにアームモーションを行いたい〜
どんな目的なのか?を考えながらトレーニングを行うと、
より吸収も早くなりますよ!