CHEER COLUMN-応援コラム-
今日、味の素スタジアムではFC東京のホーム最終戦となるJ1リーグ戦 第34節が行われました☆
やはりホーム最終戦ということで、沢山のお客さんがキックオフの数時間前から来場しています。
そして沢山の人たちで賑わっていた『青赤横町』も試合がはじまると、
お客さんはスタジアムの中に入るので、会場の片付けが始まります。
今年も最後かと思うとちょっと寂しい感じですね。
順位の近いチーム同士の対戦となり、
沢山の点数が入る試合ではない予想だったのですが、
1点を争う均衡した試合となりました。
最近はサッカーの試合をじっくりと見る機会がなかったのですが、
色々なことを考えながら見ると、より試合を楽しめるなぁと久しぶりに感じました。
チアっこの皆さんも、是非時間を見つけて、スポーツの観戦をしてみませんか?
ちなみに、ここでも『妖怪ウォッチ』♪♪
どんなことを考えながら見ていたかというと・・・。
前半は、日本代表にも数名の若い選手を送り出しているFC東京の戦い方が、
マリノスを上回っている印象でした。
サッカーは相手のゴールに点を入れるスポーツなので、
なるべく相手の守っているゴールの近くで試合をするのが理想の戦い方です。
相手がボールを持っている時に、早く相手に近づいてプレッシャーをかけてボールを奪い、
そのまま手数をかけずにシュートまで行き得点するということです。
FC東京のイタリア人監督はディフェンスが強いという文化を持った国から来ているので、
かなり明確にそのコンセプトをチームに根付かせているのかもしれません。
しかし後半途中からマリノスの中村俊輔選手がピッチに立つと状況が一変します。
出足良く前からプレッシャーをかけてきたFC東京の目の前の選手を越えて、
中長距離の正確なパスが中村選手から配球され始めます。
特にFC東京の最終ラインで守っていたディフェンスの選手たちは、
ずっと前を向いてディフェンスできていたのに、自分の背後にパスを通される危険を考えて、
プレッシャーをかけていた位置を自分のゴールの方に下げていくことになります。
そうなると最終ラインを押し上げて、密集させたエリアのなかでボールを奪う能力に長けた
FC東京の選手たちはだんだん機能しなくなっていきます。
そしてマリノスの同点ゴールも中村選手の前線への鋭い縦パスからスタートしています。
ピッチ上の22人のなかで、唯一の1人の存在が試合の流れを変えるのかと、
そんなことを考えてみていました。
局地戦の集合体では、恐らくJリーグで毎年優勝争いをするのは難しいのかもしれません。
来シーズンのFC東京には苦しい状況でも自分たちのコンセプトを崩さない強さを見せて欲しいですね。
今日も最終ラインを前半の位置に保ち、
チーム全体が更なるプレッシャーをかけるスイッチを持っていたら、
問題なくホームの最終戦を飾っていたでしょう。
しかし日本を代表する攻撃のスイッチである中村選手のプレーは素晴らしかったです☆
マリノスもFC東京も、もっと上位にいなければならないチームだと思います。
そんなチームを来年もレベルアップしたチアリーダーが支える気持ちで頑張りたいと思います!!
さぁ、チアっこの皆さん、
どんなコンセプトで自分たちのチアリーディングを世の中にアピールしましょうか?