CHEER COLUMN-応援コラム-
スポーツの秋、勉強の秋、イベントの秋。
今年もたくさんの経験が出来た事と思います。
僕自身もこの一週間で、『調布市民スポーツまつり@味の素スタジアム』、『ASVペスカドーラ町田ホームゲーム@町田市立総合体育館』、『某中学校にてHIPHOP講習会』とたくさんの素晴らしく楽しいイベントに関わる事が出来ました。
さて、アイソレーション講座も下半身に突入しています。
今日は、膝のアイソレーションです。
体幹部では無いので、なかなかウィークリーのレッスンで取り入れられる事が少ない動きかと思います。
チア、ダンスにおいては、ポージングをキメるのにかなりポイントとなる部分です。
是非、マスターして下さい。
まずは基本姿勢からです。
膝は伸ばした姿勢が良いです。体幹を整えて、安定した姿勢を保って下さい。
膝は関節の曲がる方向が限られているので、今までの部位の様に4方向ではなく、3方向で行うメニューを紹介します。
今日は、「膝/外」のアイソレーションを解説します。
【右足/外】
まずは、良い例からです。
上半身が保たれた状態で、膝のアイソレーションが行われています。
つま先立ちの状態(ルルベ)にして、ちょうど斜め45°外側に向けて、膝頭を出してあげる形が望ましいです。骨盤より下辺りを視点として、右足部分以外が動かない様に意識して下さい。
大きく動かせば、それだけ負荷が掛かります。つま先の内側に体重を乗せる様に意識して下さい。
悪い例を見てみましょう。
正面の写真では、骨盤が曲がってしまっているのが分かります。
これは、視点が骨盤の上が視点になってしまっているからです。
横の写真では、顎が落ちてしまっています。体重も踵の方へ寄ってしまい、お腹も前に出てしまっています。
よく見られる間違いですが、まずは基本姿勢を正しく確認して下さい。顎やお腹がこのようになってしまうのは大抵腹筋を使っていないからです。基本姿勢時に腹筋に力を入れておく事が大切です。
右側が終わったら次は左側です。
良い例は右側と同じ考え方で、シンメトリー(対象)の動きとして練習して下さい。
悪い例を見てみましょう。
やはり、右のときと同じ様な間違いが有ります。
•骨盤が曲がる
•お腹が緩む
•後ろ体重になる
修正点も右のときと同じ様に考えて練習して下さい。
今回行ったアイソレーション〜膝は、普段意識をしないでも簡単に動かしてしまっている部位です。
意識する事も多く無いのですが、「正しく」行うために今一度、基礎を確認する事が大切です。
精度が上がると、膝を動かしただけでも、見ている人をハッとさせる事も可能です。
特に、重心が真ん中に無いとなかなか正しく行えないテクニックなので、体幹の位置確認にも最適です。
是非、メニューに取り入れてみて下さい。
来週は、『膝〜内側のアイソレーション』をご紹介します。
お楽しみに!!