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OSHIETE CHEER-教えてチア-

スタンツ基礎:チアテクニックのコツ
2014.09.30

みなさんこんにチア☆
スポーツの秋!ということで、
チアリーダーのみなさんも大活躍されていることと思います。

 

本日のチアテク紹介は「スタンツ」を紹介します。
ただし、スタンツは大変危険なテクニックなので、
チアスクール内で先生の監督のもと行ってください。

 

レッスンでやった内容を整理するために活用してください。

 

■ポジションの名称と役割
まずは、各ポジションの名前と役割です。

チアテク_スタンツ1

 

★トップ
上に乗る人です。

 

★ベース
下で支える人です。

 

★スポット
後からトップを支えます。
また全体を見て、指示を出します。

 

「私はトップだからベースのことはわからない…」
なんてことがないように、
注意点やポイントはどのポジションでも
理解するようにしましょう。

 

 

■準備
★先生の指示のもとで
必ず先生の指示のもとで練習を始めるようにしましょう。

 

★環境の整備
周りに危険なものがないのか確認をします。

 

何基か同時に練習する場合、
お互いの間隔にも気をつけましょう。

 

スタンツに関わらないメンバーで
全体を見たり、何かあった時に支えるメンバーも
配置するようにしましょう。

 

★装飾品を外すこと
アクセサリーや時計などは外しましょう。
自分だけでなく仲間にもけがをさせてしまう可能性があります。

 

★スタンツを理解すること
今から何をするのか、
「全員が」理解してから始めましょう。

 

1人でもわからないではじめてしまうと危険です。

 

★誰が指示を出すのか決めること
スポットが全体を見て合図を出しましょう。
みんなのタイミングを1つにするためには、
この時にハキハキと声をかけます。

 

ただし、うまくいかなくて危険だと思った場合には、
「下ります」という指示を出します。
安全に下りられるよう、切り替えましょう。

 

★集中すること
全員が心の準備をし、スタンツに集中します。

 

 

■ダブルベース
それでは実際にやっていきます。
ベース2人が腰の高さでトップを支えるダブルベースを紹介します。
ももの上に乗るので、「サイスタンド」という言い方もあります。

 

①ベースの準備
チアテク_スタンツ2

ランジの形を作ります。
内側の膝を曲げ、外側はしっかり伸ばしてロックしましょう。
体は正面を向け、少々押されても倒れないくらい、
お腹に力を入れで体を固めます。

 

 

②トップが足をかける
チアテク_スタンツ3

ベースの足の付け根の部分に足をかけます。
また、手は肩に置きましょう。

 

チアテク_スタンツ4

スポットはなるべくベースに近づき、腰を支えます。
ウエストではなく、骨盤を支えるようにしましょう。
指だけでつかんでいると力が入らないため、
手のひら全体で包み込むように支えます。

 

 

③合図をしてトップが上がる
チアテク_スタンツ5

大きな声で合図をしてトップが上がります。

 

トップは肩を真下に押すように自分の手の力も使い、
先に足を乗せた方の膝を素早くロックします。
上に立ったら、体を引き上げた状態を保ちます。

 

スポットは、合図をだし、
トップの腰を持ち上げます。
トップが乗っている間は、目も手も離してはいけません。

 

ベースは内側の手でトップの膝を支え、
外側の手はつま先を持ちます。

 

 

④下りる
スタンツに上がると、必ず下りなくてはならないので、
スタンツを上げる前に、どのように下りるのか、
合図やカウントはどうするのか、決めたうえで始めます。
チアテク_スタンツ6

 

ベースが外側の手を離し、トップと手をつなぎます。

チアテク_スタンツ7

 

スポットの合図によりトップが下りますが、
その際ベースの内側の手はトップの脇に手を添えます。
着地するまでベースもスポットもしっかりとトップの体を支えます。

 

チアテク_スタンツ8

 

トップは着地する瞬間まで、体を引き上げ続けます。
体が倒れないようまっすぐ下りてきましょう。

 

 

■バリエーション
腰の高さでもトップのポーズにより、
バリエーションをもつことができます。

 

シングルベース(ベースが一人のもの)を紹介します。

 

★スコーピオン
チアテク_スタンツ9

 

 

★I字バランス
チアテク_スタンツ10

安全に完成度の高いスタンツにするためには、
体作りも非常に大切です。
腹筋・背筋や足の筋力トレーニングにも
合わせて取り組むようにしましょう!

 

最初にもお話した通り、スタンツは危険なテクニックです。
必ずチアスクールでの先生の指示のもとで実施してください。

 

※本記事はスクール生の自主練習を促すものではなく、
スタンツに関する知識を深めるためにご活用ください。

 

事故などの責任につきましては、
一切の責任を負いかねますので、
必ずチアスクール管理者の指示に従いますよう
よろしくお願いいたします。