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ダンス・アクロバットに活きる関節の使い方 ~胸腰部②~
2015.07.31

皆さんこんにちは。

「胸腰部(きょうようぶ)」をご紹介する記事の第二弾です。
体幹を意識する上で大切な部位になりますので、
ポイントを理解しチアやダンスに活かしていきましょう。

今週は引き続き、残りの可動方向と簡単なトレーニング方法をご紹介します。

先週紹介した可動方向も確認しておきましょう。
チア・ダンスに活きる関節の使い方〜胸腰部①〜

 

それでは、解説スタートです。

チア_ダンス_アクロバット_トレーニング_可動方向_胸腰部1

上半身を右方向にひねる動作=「右回旋

 

チア_ダンス_アクロバット_トレーニング_可動方向_胸腰部2

上半身を右方向にひねる動作=「左回旋

「胸腰部」での回旋は、支点となる骨盤を正面でキープし、
腰から上のみをひねる事を大事なポイントです。

ダンスではよく使われる可動方向です。
骨盤をキープするため、下腹部の意識を強く持つ事と
ひねる際に必要な『腹斜筋』を利用した稼働方向です。

回旋は、急激な動作で腰を痛めてしまう事もあるので
始めはゆっくりとひねり徐々に強くひねるように注意して下さい。
(ウォーミングアップは十分に!)

ここまでで「胸腰部」のすべての可動方向をご紹介しました。

 

続いては、「胸腰部」で用いられる筋肉のトレーニング方法をご紹介いたします。

チア_ダンス_アクロバット_トレーニング_可動方向_胸腰部3

《トレーニング①》
「フロントブリッジ」

体幹トレーニングでよく知られている方法の一つです。

☆トレーニング方法
①うつ伏せの状態になり、両肘を肩の真下につきます。
②つま先を立て、お腹を浮かせた状態で30秒~1分間、状態をキープします。
お尻が上がりすぎたり、落ちないように、体を一本の直線になるように意識しましょう!

※初心者の方はつま先を立てず、
膝をついて行う方法もありますので自身にあったレベルで徐々にステップアップを目指しましょう。

慣れてきたらこれを2~3セット行ってみましょう。

このトレーニングでは、
腹部である「腹筋群」と背中側にある脊柱の周り「起立筋」をバランスよく鍛える事ができます。

アームモーション時に体がブレてしまう。。。
倒立で胸が出てしまう。。。

などといった状況は、「胸腰部」を意識する事で体が締まり、安定した動きを行う事ができます。

「胸腰部」を理解する事で、より安定した踊りとアクロバットを実施出来る様になりますので
一つずつ確認しながらマスターしていきましょう!