CHEER COLUMN-応援コラム-
皆さん、こんにちは。
先週から「肩関節」の紹介がスタートしました。
今週は、2つの可動方向とストレッチ方法を紹介します。
肩こりを持っている大人の方にもおすすめの情報ですので、是非ご覧下さい。
先週紹介した2つの可動方向もしっかりおさらいしておきましょう!
肩を支点に中心軸を設定します→青い線
《水平外転》(または、水平伸展とも呼びます)
腕を地面と水平の位置まで屈曲させて
中心軸に対して、外側に水平のまま動かす動作になります。
アームモーション→Tモーションなどで用いられる動きです。
肩を支点に中心軸を設定します→青い線
《水平内転》(または、水平屈曲とも呼びます)
腕を地面と水平の位置まで屈曲させて
中心軸に対して、内側に水平のまま動かす動作になります。
アームモーション→Tモーションからキャンドルスティックを
行う場合などで用いられるのがこの動作です。
ご紹介の2方向《水平外転 & 水平内転》は
ともに「地面と水平に動かす事」がポイントなります。
それぞれの可動方向は理解できましたか?
正しい方向に体を動かす事で、より力強く、素早く動かす事ができるようになります。
それでは、肩関節のストレッチを2つご紹介します。
《ストレッチ①》
肩の後ろ側、【僧帽筋、広背筋、上腕三頭筋】などの筋肉をストレッチする事ができます。
《ポイント》
①肩を支点にする
②伸ばした腕を反対ので胸に引き寄せる
③引き寄せている腕の肘をしっかりと伸ばす
この時に引き寄せた腕が《水平内転》するように意識しましょう。
また、引き寄せた時に肘が曲がってしまったすると効果が薄れてしまうので注意しましょう。
《ストレッチ②》
肩の前側、【大胸筋、小胸筋、前鋸筋】などの筋肉をストレッチする事ができます。
《ポイント》
①手の平側を地面に付け、腕を伸ばす
②肩が支点になるように体を捻る
③反対の手でしっかり体を支える
「手の平を地面に付ける」
この部分を
「手の甲を地面に付ける」に変更したストレッチもあります。
この場合、ストレッチ部位が上腕に変わります。
肩周りの筋肉をストレッチする事で、
腕の可動をよりスムーズに行えるようになります。
アームモーションには欠かせないですね。
また紹介したストレッチは「肩こり」の緩和などにも効果的です。
是非、ご家族で取り組んでみてはいかがでしょうか?
次回も引き続き「肩関節」について紹介します。