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アラセゴンターン:チアテクニックのコツ
2015.04.07

みなさんこんにチア☆
ターン特集、最終回です。

 

今日は上級ターン「アラセゴンターン」をご紹介♪

 

「a la second」と書くので、アラセカンドでもいいのかな?
外国語を日本語にするって難しい(笑)
バレエ用語ではカタカナで「アラセゴン」と
表記するのが一般的なようなので、こちらで進めていきますね。

 

アラセゴンとは、フランス語で2番ポジションということ。
足を「横に」上げてターンするのが、アラセゴンターンです。

 

かなり上級のテクニックですが、
練習方法を紹介していきます。

 

 

①基礎トレーニング
2つのポジションを練習しましょう。

【A】
チアテク_ターン_アラセゴン_フェッテ1

軸足をプリエし、もう一方の足を前方内側に伸ばします。

プリエしますが、体を引き上げ、軸を保ちましょう。
アームは、体の前で丸を作りましょう。

 

【B】
チアテク_ターン_アラセゴン_フェッテ2

軸足をルルベアップ、もう一方は横に上げます。
アームはTモーションです。

 

・ABともに、股関節は90度です。
 足を動かしている間に高さが変わらないように気をつけてください。
 ターンアウトしている状態を保ちます。

 

・右手と右足が平行の状態で動くようイメージしてください。

 

・プリエ・ルルベアップを繰り返しますが、
 体は引き上げてまっすぐを保ちます。
 上体が前後左右に動くことのないよう気をつけてください。

 

・軸足もターンアウトした状態を保ちます。
 また、動いている足につられて移動してしまうことのないよう、
 その場でABを繰り返せるように練習しましょう。

 

・最初は、左手で壁などにつかまって練習してみてください。

 

 

②実践
それではターンをしてみましょう。

 

(1)ターンのプレパレーションを確認します。

チアテク_ターン_アラセゴン_フェッテ3

 

・ピルエットと同様に前後に足を開き、手は前と横のL字型にします。

 

・軸足の上におしり・肩・頭をのせて、軸を作ります。

 

・軸足のつま先が内側に入らないように気をつけましょう。

 

 

(2)1回転目

チアテク_ターン_アラセゴン_フェッテ4

・最初の回転では軸足はルルベアップせず、膝を軽く曲げた状態です。

 

・後ろに引いた足を後方で上げ、先ほど練習した「A」のポーズをとります。

 

 

(3)AからBへ

チアテク_ターン_アラセゴン_フェッテ5

 

・足を開いたら、スポットをきり、Aのポーズに戻ります。

 

 

(4)最後は…
(ダンスの振り付けによって変化する場合もありますが)

 

・上げている足をパッセにして、ピルエットで終わりましょう。

 

・膝を曲げるときに、ひざの高さが変わらないよう、
 少し足を引き上げるようにパッセのポジションに持ってきます。

 

まずは1回転して、Bのポーズで止まるところまで、
できたら2周、3周と徐々に増やしていきましょう。

 

軸足のプリエ・ルルベの練習
上げている足の内外の動きの練習
など、分解して体の力をつけていくことも大切です。

 

今回紹介したターンは上級編ターンでした。
できたらかっこいいですよね!

 

でもでも、急にやって体がついていかず、
変な癖をつけてしまってはもったいないです。

 

ターンの基礎は変わりません。
「軸」を確実に取れるようになるよう体作りから
1つ1つ積み重ねていってくださいね☆