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第7節みどころ 1部リーグTOP8
2014.11.20

関東学生アメリカンフットボール連盟

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第7節みどころ 1部リーグTOP8 2014年11月22日(土)・23日(日)

 

TOP8第7節 中央大学-日本体育大学
11月22日(土) アミノバイタルフィールド 13:30キックオフ

TOP8も最終節。生き残りをかけた戦いに勝つのはどちらか

ここまで2勝4敗となっている中央大は、
TOP8の最終節となる今節で日体大と対戦する。
前節、慶應大に先制するも後半で点差をつけられてしまい、
第4Qでの追い上げがあったものの、逆転TDはならず敗北を喫した。
しかしQB#12松井が2TDパスを成功させ、その実力を開花させている。
最終戦でもその活躍に期待が高まる。
また前節ではディフェンス陣が最終Qでの大健闘を見せてくれた。
個人記録ではQBサックでDL#92宮本がリーグ1位タイとなっており、
LB#47松永が3位とそれに続いている。
今季から副将でもある#92宮本は、前節でもQBサック2回と、
隙をついてオフェンスの勢いを崩す守備が見られた。
最終節ではさらに磨きをかけたディフェンス陣の活躍を期待したい。

対する日体大は1勝5敗とチャレンジマッチ回避へ勝利が最低条件。
前節の早稲田戦は、前半はQB#16辻が得意のパスを中心に攻撃を組み立て、
さらには自らもTDと勢いに乗るも、後半は無得点のまま試合が終了した。
オフェンスでは今節でもやはり、
走れるQB#16辻の活躍とWR陣との息の合うパスがみどころとなる。
一方の守備陣は、前節後半では早稲田の猛攻撃を抑えることができず、
大きく点差をつけられてしまった。
中央大の巧みなパスとランを織り交ぜた攻撃に、いかに早く鋭く反応するかが勝負だ。
個々の身体能力の高さを生かし、
主将の#44池田率いるLB陣が今節でも大いに活躍するだろう。
またDL#15赤澤も第6節までのロスタックルは計5回と活躍を見せている。
このDLとLBが中央大のラン攻撃をとめるかが鍵となる。

≪注目選手≫ 中央大学 4年 DL#92 宮本拓磨 (中大付属)
副将としてチームを引っ張り、前節でも大きく活躍。
最終戦まででQBサック・ロスタックルの個人記録を伸ばせるか、注目が高まる。

 

TOP8第7節 慶應義塾大学-早稲田大学
11月23日(日) 横浜スタジアム 10:45キックオフ

2年ぶりの秋の早慶戦。伝統の一戦で勝利を掴むのはどちらか!?

前節の中央大戦では、接戦の末勝利を手にした慶應大。
最後の最後まで戦い抜き得た勝利はチームとしても大きいものであったであろう。
勢いそのままに、最終節の早慶戦も挑みたいところである。
中大戦で目を引いたのは、勝負どころで必ず決めてくるパスオフェンスの精度である。
QB#18高木から放たれるパスに応えるWR陣の働きが光った。
今節も#19田邊や#23畑などのWR陣の活躍に期待したい。
慶應大ディフェンスは、中央大のランを85ヤードに抑える活躍を見せた。
ゴール前に攻め込まれてからの粘りのディフェンスは目を見張るものがあった。
今節も、早稲田のランオフェンスを止める事が出来るかが勝負の分かれ目となりそうだ。

前節、反則に苦しみながらも日体大に勝利を収めた早稲田。
最終節となる今節は、OL陣に注目したい。
決して目立つポジションとは言えないが、
オフェンスの全てのプレーを支える早稲田OL陣は、
その圧倒的フィジカルで存在感を放つ主将OL#78中村、
安定感に定評のある#68上石、#51鳥居など、
フィジカルとその正確性が魅力と言える。
また、今年のU-19で日本代表としてプレーした#72島崎、
#71松原など下級生の成長も著しく、その脇を固める。
個性豊かなオフェンス陣は、今節TDを量産し、白星を奪取できるか。
前節、反則に苦しんだ早稲田ディフェンス。
パスチームである慶應大に対しては、DB陣の活躍は必須であろう。
正確な判断力とフットボールスキルを持ち合わせるDB#2寺中を司令塔とし、
早大学院時代から活躍を見せる#4石川、
未経験ながら高い身体能力を活かした粘り強いマンツーマンを見せる#36田中などが、
早稲田の最後列を守る。慶應大オフェンスの脅威となれるか。

今年度の春の定期戦では、僅差で慶應大が勝利を収めた。春の借りを早稲田は返せるのか!?

≪注目選手≫ 慶應義塾大学 1年 WR#86 柴田源太(慶應義塾)
1年生とは思えない思い切りの良いプレーで、慶應大のパスオフェンスの要となっている。
今節も勝負を決めるスーパーキャッチに期待が高まる。

 

TOP8第7節 明治大学-立教大学
11月23日(日) 横浜スタジアム 13:30キックオフ

80周年のリーグ最終節、最後に意地を見せるのはどちらか

リーグ再編による厳しい試合で、黒星が続く明治大。
フィジカルとスピードが売りの明治大オフェンスは、
前節パス成功率が50%を切るなど、日本大ディフェンスに苦しんだ。
最終節の今節、そのプレー精度に磨きをかけ、持ち前のドライブ力でと、
明治大オフェンスならではの力強いフットボールで得点に繋げていきたい。
シンプルなプレーながら、確実に相手をとらえる鋭いタックルなど
アグレッシブなディフェンスを展開する明治大ディフェンス。
日本大戦では、4回のパス防御を決めるなど健闘を見せたものの、結果には繋げられなかった。
厳しいTOP8の試合を通して洗練された、明治大ディフェンスの激しいプレーに注目したい。

未だに白星のない立教大。
前節、法政大戦では第3Qまで無得点、第4Qで意地を見せ一矢報いたものの、
白星を取ることはできなかった。
主将RB#30茂住率いる立教大オフェンスは、得点力の向上が課題となっている。
オフェンスプレーをリーグ序盤とは少し変えるなど、改善策をとっているものの、
リーグ再編の厳しさか、得点に繋げられず苦しむ場面が多くみられる。
最終節、待望の白星で有終の美を飾れるか。
独特のプレースタイルで相手を翻弄する立教大ディフェンス。
そのスマートな動きで明治大のパワーオフェンスを止めることはできるか。
初戦の慶應大戦ではキッキングでのリターンTDを見せた。
キッキングチームの精度にも注目だ。

関東大学リーグ設立時から参加する2校の対戦となる、80周年を迎えたリーグ戦の最終節。
初年度の対戦では明治大が勝利。リーグ戦の歴史に白星を刻むのはどちらか。

≪注目選手≫ 明治大学 4年 DB#21 松崎隆朔(日大三高)
今季ディフェンスリーダー。激しいヒットを武器とする、明治大ディフェンスの最後の砦。

 

TOP8第7節 日本大学-法政大学
11月23日(日) 横浜スタジアム 16:30キックオフ

因縁の対決を制し、関東大学リーグ優勝を勝ち取るのはどちらのチームか

今節、TOP8第1位を記録する得点力で、
勝負所での圧倒的な強さをみせつけている日本大。
ボール所有時間は相手より少なくても、要所でしっかりと決め、得点に繋げている。
速さ、競り合いの強さともに申し分のないWR陣に注目したい。
法政大のアグレッシブなディフェンスを破り、
今節でも得意のパス攻撃を炸裂させることができるか。
ディフェンスでは、法政大のオプションプレーをどう抑えるかが鍵となる。
また、明治大戦では、唯一ランによるTDを許している。
ランでの獲得ヤード数リーグトップを記録している法政大のランプレーを止めるため、
どこまでディフェンスの精度を高められるか。

対する法政大も、攻守バランスのとれたチーム力で、ここまで着実に勝利を重ねている。
オフェンスで注目したいのは、QB#4近藤のオプションプレーと、脚力自慢のRB陣だ。
相手を揺さぶり弱点をつくオフェンスで、
日本大のDL陣をはじめとする、固いディフェンスを翻弄する。
一方ディフェンスは、毎試合そのアグレッシブさで相手オフェンスに襲いかかっている。
主将DL#90小林を筆頭に、日本大のオフェンスを封じ込め、白星を奪うことができるか。

リーグ戦での対戦は2010年以来だが、
関東選手権あずまボウルを含めれば5年連続となる両校の対戦。
ここ4年は2勝2敗と、両者譲らない僅差での戦いとなっている。
今年勝利を奪い、東日本代表校決定戦への切符を手にするのはどちらのチームか。

≪注目選手≫ 日本大学 3年 DB#2 下水流裕太 (大産大附)
パスディフェンスの司令塔として日本大を牽引する、守備の要の選手である。

 

情報提供:関東学生アメリカンフットボール連盟