初夏を感じさせるゴールデンウィーク最終日の5月8日(日)
味の素スタジアムにて夏チア2016に向けたワークショップが行われました。
チアリーディング部門、チアダンス部門では、各レベルおよび年齢別のクラスを設け、
それぞれに指導者が丁寧に対応出来るワークショップの実施となりました。
一日を通して、繰り返し指導員の先生から言われたのは「基礎」の大切さでした。
正しいテクニックを身につけるために、基礎からしっかりと積み上げる時間となりました。
チアダンス部門のMINIクラスでは、ストレッチから開始されます。
手先・足先まで、体の位置や向き、どこが伸びているのかなど意識をしながら
ストレッチしていきます。
丁寧に動かすことで、正しい体の使い方を学んでいきます。
続いての筋トレも含めて、2人組で行ったのですが、
違うチームのお友達ともすぐに仲良くなり、協力して取り組んでいました。
積極的に声をかけ、コミュニケーションをとれるのは、素晴らしいことですね!
また、お互いを意識することで自ら正しい身体の使い方を見せ合う良い機会となりました。
テクニックの練習では、わかりやすい解説があって、実践して、とテンポよく進みます。
実践の場面では、年齢ごとに合わせて指導員の先生方が教えてくれるので、
年齢の低いメンバーも集中して、どんどんできることを増やしていくことができました。
続いて、チアダンスのYOUTH以上のクラスでは、
受付後にそれぞれ自分たちのチームでやっているウォーミングアップをして開始を待ちます。
チームとして自主的に行動できるのはさすがです!
開始のご挨拶から、全員が講師の先生に集中していて、たくさんのことを
吸収しようという気迫が伝わってきます。
MINIと同じく、やはり基礎の大切さを伝えられます。
難しい技に挑戦する時にこそ、基礎の体の使い方ができていなければいけません。
テクニックの正しい方法を学び、ポイントを理解しながら練習します。
ターン、ジャンプ、アームモーション、それぞれの直接テクニックに
活きてくるトレーニングの方法も習いました。
年齢が上がるとともに、理解することと体を動かすことが連動していきます。
最後に、習ったテクニックを織り交ぜたルーティンを習いました。
様々なチームが混ざってグループを作り、フォーメーションやパート分けにも取り組みます。
「基礎」として習ったテクニックが、ダンスの中で表現できるのか、という挑戦です。
チアリーディングでも同じく「基礎」から積み上げます。
デモンストレーションから始まります。
技の名前と実際にやることのイメージを作っていきます。
それぞれのポジションでやるべきこと、大切なことをちゃんと理解してからの実践です。
「もう知っているよ」「簡単にできる」ではなく、基礎を理解して忠実に実行することで、
テクニックが見栄えするようになり、次の技への展開ができるようになるのです。
そのために基礎的な技を、何度も何度も練習します。
うまくいった時は、もっと良くするためにはどうしたらいいのかな?
うまくいかない時は、何が原因なのか、どうしたらうまくいくのかな?
自分たちで考えるのとともに、指導員やアシスタントの先生方がアドバイスをしてくれます。
LEVEL2/3 PREPのクラスでは、チームを混ぜてスタンツを実施しました。
初めて会ったメンバーでやっているとは思えない一体感!
基礎に忠実に、全員が大切なポイントをしっかり表現してくるからこそ生まれるのでしょう。
レベルや年齢が上がったからこそ、「基礎」の動きを1番重要視するクラスです。
基礎の上に高いレベルの技術を積みあげます。
選手達も基礎の大切さを理解している様子です。
丁寧に1つ1つの動きを確認し、高い位置までトップを運び、動きを展開させます。
選手同士のモチベーションを上げる方法も知っているチアリーダーも多く、
チアリーディングを通じて会場にいる全員の気持ちが繋がるのを感じました。
そしt、このクラスは夏チアの会場で流れる曲を使用した練習が繰り広げれました。
夏チアでこの曲が流れたら、みんな踊り出すかもしれませんね!!
1日一緒に学んだ仲間たちと、次に会うのは『夏チア2016』当日です。
今回のワークショップで習ったことを身につけ、
8月7日夏チア2016でチームの演技の中で表現してくれるのを楽しみにしています!
同時に開催されていた指導者講習会では、選手の成果を十分に発揮するために
演技構成やルールについて真剣に学んでいる指導者の様子が印象的でした。
チアリーダーの皆さんも、指導者、保護者、チーム関係者の皆様も
全員が1つのチームとして夏チアに参加し、努力したこと、成長したことに対して、
お互いを称え合い、高め合える1日になることを楽しみにしております。
ワークショップと指導者講習会にご参加いただきました皆様、
1日本当にお疲れ様でした。
TOKYOスポーツチャレンジ実行委員会
夏チアCUP運営事務局