『夏チア2017』チアリーダーへのメッセージ、
第5回は、チアダンス部門の「丹羽千種(にわちぐさ)」先生にお話しを伺いました。
丹羽先生の専門はバレエなのですが、チアにとても役立つ指導をされています。
先生からは、練習をする上で大切なことや、きれいな体の動きについて伺いました。
★丹羽先生のプロフィール
・サンフランシスコシティバレエスクール留学。その後は国内外の舞台に多数出演。
・現在は、ジャパンダンススクールの校長、また自身でチグサバレスタジオ主宰。
・バレエ教授法取得。
・バーアスティエ公認講師、ベトナム国立バレエ学校特別講師として幅広く活動中。
★丹羽先生はバレエがご専門ですが、チアリーダーにも指導をされいらっしゃいます。
指導のうえでは、どのようなことを大切にされていますか。
私は、たくさんのチアリーダーの皆さんにレッスンをしています。
そうした場で、チアリーダーの皆さんから
「バレエの基礎が大切」というお話しをよく耳にします。
そのように考えていただけるのは、とても嬉しいことです。
「正しい体の使い方」が私の指導の基本にあります。
それを覚えるのはとても大変なことです。
でも、正しく使うことこそがとても大事なことで、
段々と綺麗な体が出来上がっていきます。
それから、いつも基本に戻ることができる癖をつけてください。
難しい技が出来ることを素晴らしいと思いがちですが、
そこには、毎日の基礎練習の徹底した繰り返しがあります。
素晴らしい技は、正しい基礎の上に成り立っているのです。
また、スピードが速いものよりも、
ゆっくりと動かす方が以外に難しいものです。
私の指導では基本を身につけてほしいので、同じ事を何度も繰返し練習します。
どのように関節や筋肉が動くと良いのか、頭で理解して動けるように説明しています。
しっかりと身に付けた基礎の力は、技術の土台となって、
皆さんの成長を確実に支えてくれます。
★土台となる基礎がなければ、本当の技術にはならないのですね。
★丹羽先生に、ターンの練習について質問が届いています。
「ターンの時に軸足が安定せず、体がぐらついてしまいます。
練習の時どこに注意したらよいですか。」
★ターンはチアダンスで重要なテクニックですね。どんな練習が効果的ですか。
ぶれないターンは、見ていてとても綺麗ですね。
まずは、軸足の上に体をのせて、バランスを取る練習をしましょう。
最初は、軸足の裏が地面に全て付いた状態で始めてみてください。
その状態でバランスがとれるようになったら、
次は、軸足ルルベでターンをしてみてください。
横から見たときに、軸足と骨盤と肩と耳が真っ直ぐになることが大切です。
それぞれの動作を意識して、繰り返し練習してください。
★最後に、夏チアに向けて出場選手へのメッセージをお願いします。
毎年、熱い演技が繰り広げられる「夏チア」。
10周年の今年も、精一杯の姿を見せていただくのをとても楽しみにしています。
チアリーダーの皆さん、
「チームワークは、いかがですか?」
「感謝の気持ち、忘れていませんか?」
つい夢中になると、テクニックだけに気持ちがいってしまいがちです。
テクニックだけではなく、演技で気持ちを伝えるためには表現力が大切です。
そのために、音楽を良く聞いてみてください。
自分たちが何を伝えるのかが、わかってくると思います。
会場全体に皆さんの「ハート」を届けるために、
最後まで気を緩めずに頑張ってくださいね。
少しずつ確実に成長している皆さん、期待しています!
★丹羽先生、思いの伝わるメッセージをありがとうございました。
『夏チア2017』まで40日、
時間を上手に使って目標に向かってください!
明日は秋山めぐみ先生からのメッセージです。
お楽しみに☆
TSC実行委員会
夏チアCUP運営事務局
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