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チア•ダンスに活きる「アクロバット」〜ネックスプリング④〜
2017.03.31

皆さんこんにちは。

今回「ネックスプリング」の第4弾です。

前回までの記事もおさらいしておきましょう。

☆チア•ダンスに活きる「アクロバット」〜ネックスプリング①〜
=「ポジション①②」について紹介しています。

☆チア•ダンスに活きる「アクロバット」〜ネックスプリング②〜
=「ポジション③④」について紹介しています。

☆チア•ダンスに活きる「アクロバット」〜ネックスプリング③〜
=「軌道」について紹介しています。

今回は、「ネックスプリング」を行うのに大切なポイントを3つご紹介して行きます。
細かなポイントを理解する事で技の成功が上がり、安定して行う事ができます。
なかなか上手くできない方はこのポイント確認してみてください。

 

それでは解説スタートです。

チア_ダンス_テクニック_アクロバット_ポイント_ネックスプリング_1

1つ目のポイントは「手のつき方」です。

《正しいつき方》
•肩の方向に指が向いている。

《間違ったつき方》
•指が外を向いてしまっている。

地面を力強く押すために、指はとても大切な役割をしてくれています。
指が外を向いてしまうと指先まで力が上手く伝わらず、また肘も開きやすくなってしまいます。

指先の向きに注意し、指の先まで力強く押す事がポイントです。

 

チア_ダンス_テクニック_アクロバット_ポイント_ネックスプリング_2

2つ目のポイントは「足のつき方」です。

《正しいつき方》
•指先を外に向け、ハの時を作る。

《間違ったつき方》
•足の向きが平行になり、かかとが浮いてしまっている。

足を平行に、またかかとを浮かせてついてしまうとバランスをとりづらく上手く起き上がる事ができません。
ハの時につくことで、膝を前に出しやすくする事ができ体のバランスをとる事ができます。
更に拇指球で地面を押し込んであげることがポイントです。

 

チア_ダンス_テクニック_アクロバット_ポイント_ネックスプリング_3

ラスト、3つ目のポイントは「」です。

《正しい姿勢》
•顎を開く。
•背中を反る。

《間違った姿勢》
•顎を引いてしまっている。
•背中が丸くなる。

「ネックスプリング」の起き上がっている最中の顎の位置についてです。
着地後に上半身を起こす際、早く起き上がりたい気持ちや、力みから顎を引いてしまう場合があります。
顎が引いてしまうと胸が丸まってしまい、それが重りとなって上手く上がれません。

顎をしっかりと開く事で胸を開き、大きく反る事ができます。
起き上がるギリギリまで顎は開き続けるようにするのがポイントです。

 

★まとめ★
今回は「ネックスプリング」に大切な3つポイントを解説しました。

■1つ目は、「手のつき方」=発射の力をしっかりと伝える事!
正しい手のつき方でより力強く体を押す事ができます。

■2つ目は、「足のつき方」=着地時の安定度を増す事!
しっかりと体を支えるためには土台となる足のつき方が大切です。

■3つ目は、「顎」=胸の重りを作らない事!
人間は力むと体の内側に集めようとします。
リラックスして、適度に体を締め、顎を開き常に胸を開いておく事が大切です。

「ネックスプリング」が上手く行えない原因は様々ですが、よくみられるのがこの3つポイントです。
自身の動きを確認しながら原因を見つけて、ステップアップを目指してくださいね!

次回もお楽しみに!

 

 

 

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チア_ダンス_テクニック_アクロバット_ポイント_ネックスプリング_4

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