CHEER COLUMN-応援コラム-
皆さん、こんにちは。
今週も「関節・手首」についてのご紹介です!
手首の可動方向、トレーニング方法をご紹介しています。
是非チェックしてくださいね!!
さて今週は手首から肘までの「前腕」部分の「ストレッチ」を解説して行きます。
◇ストレッチ①
「前腕屈筋群」のストレッチです。
☆ポイント
①ストレッチしたい腕を肩と同じ高さまであげる。
②手首を「背屈」させる。
③ストレッチしたい方と反対の手で指を掴み、自分の体側に引き寄せる。
「前腕屈筋群」は、引き寄せる動作に力を発揮しています。
例えば、スタンツの際、「ベースが支える」「スポットが腰をサポートする」などの動きには、
より多く使いますので、前後にストレッチが必要です。
また、フィストを握る事でも負荷は掛かっていますので、
やはり動作前後にストレッチをしておく事で、怪我の防止になります。
◇ストレッチ②
「前腕伸筋群」のストレッチです。
☆ポイント
①ストレッチしたい腕を肩と同じ高さまであげる。
②手首を「掌屈」させる。
③ストレッチしたい方と反対の手で指を掴み、自分の体側に引き寄せる。
「前腕伸筋群」は押す動作に関係している筋肉です。
一つずつのアームモーションをシャープに魅せるためには、
この「前腕伸筋群」を使ってポジショニングすると、途端によく見えるケースが多いと感じます。
特にハイVでは、正しいポジションを取った時に、
「前腕伸筋群」が良く反応していると、迫力を増します。
ポンを握る事で、前腕には更なる負荷が掛かるので、
ストレッチを欠かさない事で、より良い筋肉が出来上がっていきます。
ストレッチ①
ストレッチ②
でどちらも大事なのは「肘をしっかり伸ばす」ことです。
今回ストレッチをしている「前腕」の筋肉は
手首から肘までを繋いでいる筋肉です。
肘が曲がってしまうと、ある程度筋肉を伸ばす事は出来ますが
充分な効果は期待出来ません。
またゆっくり行い、過度にストレッチしない様にしましょう。
少し痛みを感じる所で10秒程度キープしてください。
ポイントを大切にして、じっくりと体作りをして行きましょう!
更に、手首の「ケア」方法もご紹介します。
手首の関節の詰まりを解消する効果があります。
☆ポイント
①ケアしたい方の手首を反対の手で抑える。
②上下に振る。
(激しく振りすぎず注意しましょう。)
フィストを力強く握ったり、
アクロバットで地面に手をついたり、
日常生活でも、ペンを持ったり、携帯を使ったりする。
何気なく行っている動作ですが、手首周辺の筋肉の疲労や
関節が詰まり血流の流れが悪くなり、腱鞘炎や指のしびれの原因など
見えない疲労が溜まっています。
練習前のストレッチ。
練習後のケア。
「体を知る」ことが出来たら
「体と対話」する事へステップアップです。
ベストコンディションを維持出来る様に自分の体を常に把握していきましょう。