横浜文化体育館で、「夏チアクリニック」を開催しました。
この日は、チアダンス部門MINIディビジョンとYOUTHディビジョンのチームが参加しました。
「夏チアクリニック」では、大会演技のスコアシートをもとに、
各チームの演技の課題を確認します。
大会審査員が各チームに直接指導をするので、
次のステップに向けて、チーム全体でレベルを引上げるための理解が進みます。
午前中はMINIディビジョンのクリニックです。
今回のクリニックでは、チアリーダーの皆さんに、
参加にあたっての宿題が出ていました。
目的は基礎動作で「身体をしめる(体幹をつける)こと」です。
そのためのチアダンス部門への宿題は、『体幹トレーニング』として、
「肘をついた状態で、頭・肩・腰(骨盤)・くるぶしが一直線になるよう、
身体を支持し、1分間保つ。」でした。
クリニックが始まると、先生から宿題のチェックです。
身体を支える筋肉のトレーニングは、普段から続けていないとなかなかできません。
でも、しばらく続けると必ず効果が表れて、
ターンやジャンプ、いろいろなテクニックの仕上がりが格段に向上します。
参加したチアリーダーたちは、少しつらそうな表情も見えますが、
声を出して元気にトレーニングを進めました。
その後は、各チームごとの改善点を先生が丁寧に指導します。
それぞれのチームで課題が異なりますが、そのチームに合った指導や練習方法を先生から教わります。
先生は、チアリーダーの身体の動きを確認しながら、
腕や足、腰の位置を直接修正して、正しい姿勢を身に付けさせていきます。
指導を受けるチアリーダーも、真剣そのものです。
身体を動かしながら、修正点を確認しています。
2時間しっかりと指導を受け、MINIディビジョンのクリニックが終了しました。
午後からは、YOUTHディビジョンのクリニックが始まりました。
YOUTHディビジョンにも、同じ宿題が出ています。
指導の前に、宿題のチェックです。
身体を支える筋肉を、意識して使うことを学びます。
ただターンする、ただジャンプするのではなく、
どこの筋肉をどう使うのか理解すると、練習の時の意識も変わります。
チームごとに、先生からの指導に移ります。
ここで吸収したことが自分の身に付き、それが集まりチームのレベルが高まります。
先生の話しに耳を傾け、身体を動かして動作を確認していきます。
「つま先の向きが少し違っていたんだ。」とか、
「ジャンプする瞬間の力のため方が少なかった。」と、
いろいろな気づきがチアリーダーを成長させます。
YOUTHディビジョンも、2時間たっぷりとクリニックで指導を受けました。
「夏チア」を経て、チームも一段と成長したことでしょう。
クリニックの「学び」を活かして、大きくステップアップしてください。
「夏チアクリニック」は、9月17日(日)にも、
味の素スタジアムでチアリーディング部門、チアダンス部門ともに、
YOUTH以上のチームを対象に実施します。
また、同日に指導者講習を実施し、スコアシートの評価の解説など、
チームの次の成長に向けたお話しをいたします。
9月17日のクリニックの模様は、後日お届けいたします。
★『夏チア2017』大会レポート①「夢の舞台の幕開け」
★『夏チア2017』大会レポート②「チアリーディング部門MINI」
★『夏チア2017』大会レポート③「チアダンス部門MINI」
★『夏チア2017』大会レポート④「チアダンス部門MINIディビジョン表彰式」
★『夏チア2017』大会レポート⑤「チアダンス部門YOUTH/JUNIOR/SENIOR」
★『夏チア2017』大会レポート⑥「再開チアダンス部門YOUTH/JUNIOR/SENIOR」
★『夏チア2017』大会レポート⑦「チアダンス部門YOUTH/JUNIOR/SENIOR表彰式」
TOKYOスポーツチャレンジ実行委員会
夏チアCUP運営事務局