チアリーダーの皆さん、『夏チア2017』に向けての準備は進んでいますか?
今日から連載で、皆さんの演技を見ていただく大会審査員の皆様からのメッセージをお届けします。
先生からは、練習にも役立つお話しもたくさん伺っています。
チアリーダーの皆さんを「応援する気持ち」がこもった
素敵なメッセージを受け取ってください。
第1回はチアリーディング部門の「吉田千鶴(よしだちづる)」先生です。
★吉田先生のプロフィール
・東京高校juices創部メンバーとしてチアリーディングを始める。
・卒業後、目白女子短期大学Quakesとして数々の功績を残し、社会人チームREGULUSでも優勝を経験。
・指導者として、東京高校Juices、早稲田大学応援指導部BigBearsなどの実績を重ねる。
・2007年よりつくばオールスターチア専属コーチに就任。選抜チーム1チーム、一般クラス3クラス共にヘッドコーチとして指導。
・2013年度よりUSA公認ジャッジとしてUASナショナルズの審査を行う。
★今回も『夏チア2017』大会の審査をよろしくお願いいたします。
ます最初に、吉田先生の「チアへの想い」を聞かせてください。
チアリーディングと出会ったお陰で、物事に真剣に取り組む姿勢を学ぶことと、
仲間と協力しやり遂げる楽しさを知ることが出来ました。
今思うと、ずいぶん無鉄砲だったかも知れませんが、
チアリーディングという競技が何かも分からないのに、
思い切って足を踏み入れました。
今思うと、そこでチアリーディングを始めたことは、
とても幸せな選択だったと思います。
それからは、どんどんチアの魅力に引き込ました。
分からないことを学んでいく楽しさを知り、チャレンジ精神が養われました。
「新しい事をやってみよう!出来なくて当たり前なんだし!」と思って取り組むことで、
自分の世界がどんどん広げることができたと思います。
★チアリーディングとの出会いは、先生にとって大きな財産になったんですね。
チアを教える立場としては、いかがですか?
チアリーディングのテクニックを身につけるまでの沢山の苦労は、
出来た時の喜びを何倍にもしてくれます。
今は、「技を身につけるだけでなく挑戦し達成する喜び」
「そして協力することの大切さも学べる場でありたい」
との想いを込め、日々チアリーダーの指導に当たっています。
「チアリーディングへの気持ちは、昔とちっとも変りません!」
★チアリーディングのテクニックについて、吉田先生に質問が届いていますのでご紹介します。
「スタンツでベースの時に、トップを支える腕がぐらぐらしてしまうことがあります。
どんなところに気をつければよいですか?」
★吉田先生、「腕がぐらついてしまう」時には、どんなことを意識して取り組むとよいですか?
まずは背中をピンと伸ばし、いつでもジャンプが出来る姿勢で立ちましょう。
骨盤を正しくコントロールして、お腹にも背中にも力を入れて立てると良いですね。
そしてトップの体重を手のひらにきちんと乗せましょう。
プレップなら肘、エクステンションなら肩甲骨を動かすことで
トップの頭を感じられるようなポジションをとります。
この形を正しくとれていると、腕の力に頼らす、もっと大きな足の筋肉でトップを感じることができるので、
腕がぐらぐらすることなくトップを支えられるようになります!
倒立や、ブリッヂの姿勢を正しく身につけることもスタンツ上達を助けてくれますよ!
★「腕だけではなく、体全体で支えること」がポイントですね。ありがとうございます。
参考にして練習でチャレンジしてみてください。
★最後に、夏チアに向けて頑張っているチアリーダーへの応援メッセージをお願いします。
「夏チアらしい元気なコール、屋外のステージに相応しいパワーいっぱいの演技、
夏の暑さに負けないキラキラの笑顔。」
今年も、夏チアで審査をさせていただける事が、とっても楽しみです。
技術の進化が目覚ましいAll Star Cheer部門ですが、Prepルールの理解を深めることで、
基礎に立ち返り無理のないクリーンで楽しい演技をすることができると思います。
「難しい技からだけではなく、基礎の技からもみなさんの技術力は伝わります!」
初めて出場される皆さんも、
難しく考えず今できること大切に笑顔溢れる演技を披露してくださいね☆
★吉田先生、どうもありがとうございました。
『夏チア2017』まであと44日。
皆さんの輝く笑顔と、全力の演技を余すところなく見せてください!
明日は森あかね先生先生からのメッセージです。
お楽しみに☆
TOKYOスポーツチャレンジ実行委員会
夏チアCUP運営事務局