OSHIETE CHEER-教えてチア-
今回の★チアのこだわり★は
NPO法人ピボットフット ジュニアチアリーディングクラスVickies Sparkleさんをお訪ねしました。
大田区を拠点に活動する、Vickiesの選抜チームSparkleは、
小学校2年生から6年生でのメンバーが、週2回の練習を重ねています。
体育館の準備を整え、まずは先生とコーチにしっかりと挨拶です。
「Go!Vickies!」元気いっぱいのコールで、練習開始です☆
まずは、速めのランニングで体を暖めて、ストレッチに移ります。
チームメンバーはグループに分かれて、自分達でしっかりとアップのメニューを進めます。
短いブレイクをはさみ、体の準備を整えていきます。
体幹トレーニングでは、必要な筋肉にしっかりと負荷をかけます。
メンバーもこの時は、時間が長く感じるのでは♪
続いて、タンブリングとジャンプのアップです。
アームモーション、ブリッジ、ロンダート、ハンドスプリング、トータッチなどを繰り返し確認します。
その間もメンバー同士で確認し合い、カウントをとって動作に入ります。
笑顔は見えますが、動きはとても真剣です。
メンバーひとりひとりが、自分の状態をチェックしながら、
およそ30分で、演技に向けたアップが終わります。
ブレイクをはさみ、演技のなかのスタンツを、パートごとに確認していきます。
最初に先生が、メンバーに注意点を伝えます。
体や足の位置、肘の伸ばし方や、支える手の位置など、メンバー全員に意識させ、
チームとしての演技を仕上げていきます。
1回ごとに、課題を確認しながら、スタンツの練習を繰り返します。
ひとつのパートを仕上げて、次のパートに移ります。
メンバーは、大きな声でカウントをかけ、全員でひとつの動きになることに集中します。
先生やコーチからの注意を受けて、メンバーの間で動きを確認します。
1回1回、流さずに、集中力を切らさず、演技の精度を高めていきます。
難度の高い演技パートも多くなり、先生は丁寧に動作を指導します。
ただ動作を繰り返すのではなく、考える時間も大切です。
メンバーはしっかりと注意点を考え、次につなげることができます。
ブレイクの時にも、ここまでの練習を反復しています。
注意点をノートに書き込んだり、メンバーで再確認をします。
スタンツの練習が終わると、通しで演技を行います。
『2分30秒』に全力を注ぎます。
全員で声を出し、チームが一体になります。お互いの声がメンバー同士の信頼につながります。
通しの演技も1回ごとに、修正するポイントを確認します。
メンバーは、うまくいかないところや、わからないことを、必ず先生やコーチに聞いて、
課題を解決していきます。
「通しの演技では、失敗しても途中であきらめないで、チームでカバーして演技を完成させること。」
「周りのメンバーに、目配り気配りができること。」
先生からの大切なメッセージです。みんな真剣な表情です。
最後は、練習を見守ってくれていた保護者の皆さんの前で、コールも含めて演技を通します。
本番さながらの集中力で、全力の演技を披露してくれました。
最後は、先生、コーチから、練習のまとめを聞いて、終了です。
★ジュニアチアリーディングクラス Vickies Sparkle のこだわり★
先生にチームの「こだわり」について伺いました。
♪メンバーの自主性を育てたい♪
このチームは、チアが大好きなうえに、選抜メンバーを目指して手を上げた子どもたちのチームです。
ただ、教えられたことをやるのではなく、
自分が何をしたらチームのためになるのかを考えて、自発的に動く、
そんな自主性を身に付けてもらうことを、大切にしています。
♪積極的に行動しよう♪
自分がチームの一員として考えていることを、
周りのメンバーに向けて、積極的に発信して欲しいと思います。
チームの中で、しっかりと声が出せることは、その行動のひとつです。
練習や大会を通して、勝ち負けの結果だけではなく、人として成長することを願っています。
Vickies Sparkleは、昨年4月に結成され、9月には大会で優勝しました。
今年2月の大会に向けて、メンバー全員、大好きなチアリーディングの練習に、
元気に真剣に取り組む姿勢が、とても印象的でした。
そして、練習の合間に見せてくれた笑顔が、とても素敵でした。
Vickies Sparkleの皆さん、ありがとうございました。
★NPO法人ピボットフット ジュニアチアリーディングクラスVickiesの詳細はコチラ★