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2013秋季リーグ戦・関東学生アメリカンフットボール連盟
2013.12.12

2013.12.08配信 関東学生アメリカンフットボール連盟

◎ゲームレポート(2013.12.08)

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★第1試合 入替戦(1部-2部) ●関東学院大学14-21東京工業大学○
最初に流れを掴んだのは関東大。東工大の自陣深くからのパントにより、敵陣からの攻撃となった関東大は、ロンリーセンター隊形からの攻撃を連続で展開しダウンを更新。勢いそのままにRB#22菅原が外を捲り先制TD。対する東工大もノーハドルオフェンスでテンポを作ろうとするも、惜しくもファンブル。これを関東大DL#52塚原がリカバーし、流れは関東大に引き戻される。第2Q、互いのディフェンスが奮闘を見せる。東工大LB#57本田、LB#98谷口などのQBサックが連発。このまま得点したい東工大であったが、大事な場面で痛恨のスナップミス。その後も攻めの姿勢を見せ続ける関東大に押され、悪い流れを断ち切れないまま時計が周り前半終了。第3Q中盤、自陣深くからの攻撃となった東工大は、前半と同じくノーハドルオフェンスを展開。パスを中心にテンポよく敵陣まで攻め入ると、相手の意表を突くランプレーで関東大ディフェンスを振り切り独走TD。試合を振り出しに戻す。モメンタムを掴んだ東工大は、関東大が投げたパスをDB#20星野がチップ、DB#27水口がインターセプト。後半の流れは東工大が掴んだように思われたが、ここでまたしてもスナップミス。最終Q、東工大は第3Qでのミスを帳消しにするかのような攻めの姿勢で敵陣に攻め入ると、QBドローでTD。しかし関東大もこの状況に黙ってはいない。東工大が蹴った短いパントにより敵陣から攻撃を開始、WR#10工藤へのパスで意地のTDを決め、同点に追いつく。先に攻撃権を得た東工大は、ランでゴール前2ヤードまで攻め入りTD。残り時間2分で敵陣48ヤードから攻撃権を得た関東大もTDを狙い奮闘するも、得点には至らず。東工大は創部以来初の1部昇格を決めた。

★第2試合 入替戦(1部-2部) ●国士舘大学0-34拓殖大学○
試合序盤、拓殖大はテンポよくオフェンスを進めてきたが、ゴール前約10ヤードで惜しくもファンブル。これを国士舘DL#9中野がリカバーしターンオーバー、不安定な立ち上がりとなる。国士舘はWR#81福田へのパスが通り陣を進めるが、FGトライで蹴ったボールは拓殖大DL#99守屋にブロックされ得点ならず。第2Q序盤、拓殖大がFGで先制点を挙げ、さらにRB#6三浦のTDランで国士舘を引き離す。対する国士舘も、LB#52斉藤のパスカットなどで食らいつくも、前半終了間際にFGで追加点を奪われる。後半、拓殖大は前半の勢いそのままにQB#9柳沢のフィジカルを活かしたプレーで攻撃を進めるが、インターセプトで自陣からの攻撃を許してしまう。国士舘はこの好機を得点に繋げるべくオプションプレーを中心に攻撃を展開するが、FGトライは距離が届かず得点ならず。互いにディフェンスが激しさを増し、反則が目立った第3Qも互いに得点できず。最終Qは、第3Q終了間際の拓殖大#9柳沢のラッシュによりゴール前2ヤードからのスタートとなり、直後にRB#33横森が中央にダイブしTD。国士舘は、TB#21中里のランやスクリーンプレーでゲインを試みるも、ゴール前約15ヤードで4thダウンのパスは失敗。拓殖大は#9柳沢の約60ヤードものランで敵陣5ヤードまで詰めると、QBキープでダメ押しのTD。最後の国士舘の攻撃では拓殖大DB#20飯田がインターセプトを決め、試合終了。拓殖大は完封勝利で3年ぶりの1部復帰を果たした。

★第3試合 入替戦(2部-3部) ○桜美林大学45-19埼玉大学●
最初の攻撃権を得た桜美林はランプレーで敵陣まで攻め入り、FGを決め先制。対する埼玉大は直後のキックオフリターンで約50ヤードものビッグゲインをするものの、4thダウンパントに留まる。しかしこのパントが桜美林自陣2ヤードで止まり好チャンス。セイフティを決め2点を獲得、1点差に迫る。第2Q、埼玉大はアンバランス隊形からの攻撃も織り交ぜ敵陣3ヤードまで進むと、RB#22礼悦がTD。対する桜美林も負けじとRB#21高谷のランでロングゲインを重ね、WR#83大場へのロングパスでゴール前1ヤードまで攻め込みTD。またもや埼玉大が1点ビハインドとなる。勢いに乗った桜美林は、#21高谷が約40ヤードものランで敵陣まで攻め入り、TDを決め追加点を奪う。さらに#21高谷は前半残り1分を切ったところでサイドラインを駆け上がりTD。桜美林が15点リードで前半を折り返す。第3Q、埼玉大はスクリーンプレーやRB#40比浦の力強いランで敵陣まで攻め入りFGを決める。後半の立ち上がりはまずまずであったが、桜美林の#21高谷のハンドオフからの加速の速さについて行けず、60ヤード独走TDを許してしまう。第3Q終盤、埼玉大はランでゴール前1ヤードまで迫りTDを決めるが、第4Q開始直後に自陣10ヤードから攻撃を開始した桜美林#21高谷が90ヤードもの独走TDで流れを断ち切る。勢いに乗る桜美林は、更なる追加点を狙い安定感のあるランで攻撃を進めTD。埼玉大も取り返そうとLB#52山田などが鋭いタックルをみせるが、流れは桜美林に。試合時間残り2分をきったところで埼玉大が敵陣15ヤード付近からTDを狙って投じたパスを、桜美林DB#27宮森がインターセプト。攻撃権を得た桜美林が時間を使い切り試合終了、2部リーグ残留を決めた。

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情報提供:関東学生アメリカンフットボール連盟