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2013.12.01配信 関東学生アメリカンフットボール連盟
◎ゲームレポート(2013.12.01)
★第1試合 1部Aブロック ○神奈川大学42-13上智大学●
上智大のキックで試合開始。まず流れを掴んだ神奈川がラッシュ中心に距離を詰めると、RB#5高柳が上智大守備をスピンでかわしTD。対する上智大もじわじわとゲインを重ね敵陣まで攻めるが、ここは神奈川守備陣に阻まれK#97江口の35ヤードFGに留まる。第2Qに入ると再び神奈川がTD、ここから怒濤の攻撃で前半だけで合計28点を奪う。後半、上智大#97江口が再び32ヤードのFGを成功させ追加点。ここから巻き返しを図るかと思われたが、神奈川も意地を見せQB#9中本らが更に加点、上智大を突き放す。上智大も負けじとWR#10木俣がパスをエンドゾーンでキャッチしTDするも、開いた点差は埋められず試合終了。神奈川がシーズン3勝を挙げブロック5位を確定させた。
★第2試合 1部Aブロック ○東京大学17-14一橋大学●
この一戦で入替戦出場校が決定する最終戦。最初の攻撃からモメンタムを引きよせたのは東京大、テンポよく進むとRB#32藤田が先制TD。そして次の一橋大の攻撃をパントに沈めると再び素速く攻め入り、今度はFGを成功させ一気に差を付ける。対する一橋大はDL#59原田のQBサックなどで応戦するが、なかなか得点を奪うことは出来ない。しかし後半に突入したところでやっと一橋が波を捕らえた。WR#81前田へのパスを次々と決め敵陣に入り、RB#29井上がエンドラインを割り念願の初得点。更に東京大のオフェンスを遮りこぼれたボールをDL#73津村がリカバーし攻守交代とするなど、勢いをつけ始める。最終Qでは一橋大がギャンブルを成功させ、立て続けにパスを決めるとQB#19平野が自ら走りTD、3点差にまで詰め寄る。ここから何とか逆転に持ち込みたいところであったが、タイムアップとなり試合終了。東京大がリードを守りブロック6位が確定、一橋大はブロック最下位で入替戦に臨むこととなった。
★第3試合 1部Bブロック ●日本体育大学16-41立教大学○
小雨が降りしきる中キックオフを迎える最終節。第1Qに立教大はRB#30茂住が左サイドへのランで先制TDを決める。対する日体大はランプレーで次々とシリーズを更新すると、エンドゾーン内にいたTE#83岩淵へのパスプレーを成功させ点を取り返した。第2Qに入ると立教大はWR#17中山への2度のロングパスを決め敵陣深くまで攻め込むと、茂住が2つ目のTD。モメンタムを引き寄せた立教大はその後も追加点を決め日体大を引き離すが、前半終了まで1分を切ったところで日体大K#12長尾が手前35ヤード地点から執念のFGを成功させ立教大に喰らい付く。 それでも後半、流れの切れない立教大は日体大QB#16辻の放ったロングパスボールをDB#19浅川がインターセプト。勢いそのままにWR#7小川がTDを決め34-10と点差を広げる。しかし、日体大もWR#24倉本へのロングパスで敵陣28ヤードまで陣地を広げ、辻自らボールを運び入れ巻き返しを見せる。その後も日体大はパントに見せかけたパスプレーなどトリックプレーをするも、立教大の強固なディフェンスに阻まれTDにはいたらない。試合はそのまま立教大ペースで進んでいき、第4Q残り1秒には立教大がダメ押しのFGを狙うも不成功。しかし、結果は41-16で立教大の勝利。この結果、立教大は55年ぶりの6勝1敗という記録を打ち立てた。(「立教スポーツ」編集部:塩田将平)
情報提供:関東学生アメリカンフットボール連盟