EVENT-イベント情報-
2013.10.09配信 関東学生アメリカンフットボール連盟
Aブロック第5節 早稲田大学-日本体育大学
10月13日(日) 大井陸上競技場 11:00キックオフ
全勝の両校、勝利の女神はどちらに微笑むか!?
4戦中3度の完封勝ちで、勢いが止まらない早稲田。折り返しの今節も確実に勝利を収めたいところ。やはり注目すべきは、前節48ヤードFGを成功させたK/P#16佐藤の安定感であろう。今節も、キッキングの柱を支える彼の活躍に期待が高まる。しかし、一方で攻撃側は敵陣深くまで攻めるもののTDを決めきる事が出来ず、FGのみの得点に終わってしまうという場面がみられた。次節は、攻撃陣のここぞという場面での得点とモメンタムを引き寄せるディフェンスのビッグプレイでチーム一丸となり、勝利を掴みたい。
対する日体大は、ここまで全勝しているものの快勝と言える試合運びは出来ていない。今季初上位校との試合で実力が試される事となるであろう。前節の神奈川戦では、3回のインターセプトや2度のQBサックを決めるなど守備陣の活躍が目立った。上位校との試合では守備の働きが勝利への鍵。もちろん、その良い流れを得点に繋げる攻撃陣の活躍は必須となる。エースRB#3山脇をはじめとするRB陣とそれを支える主将OL#50古河率いるOL陣の息のあったプレーにも期待したい。
未だ下剋上が起きていない1部リーグに、波乱が起きるか楽しみなところである。
≪注目選手≫ 早稲田大学 2年 K/P #16 佐藤敏基(早大高等学院)
安定したキックに定評のある佐藤。2年生ながらK/P/DB#17森と共に、スペシャリストを極めている。今節も彼のスコアリングキックに注目したい。
Aブロック第5節 法政大学-立教大学
10月13日(日) 大井陸上競技場 13:45キックオフ
猛威を振るう立教大、法政大の連勝を止められるか
ここまで負けなし、そして第4節終了時点での失点がわずか7点と勢いに乗る法政大。パワーとスピードの両方を兼ね備えた動きが特徴のオフェンス陣は、速いセットから突如として放たれるスペシャルプレーや2ポイントコンバージョンなど、法政大特有のフィールドを大きく使った「魅せる」フットボールで今節も会場を沸かせてくれることであろう。一方法政大ディフェンス陣は、大きな体からは想像できない素早い動きと判断力で、前節までの各試合でロスタックルを量産。QBの脅威であり、相手のゲインを許さない絶対的な鉄壁となっている。そして鉄壁なのはフロントだけでなく、セカンダリー陣のリアクションの速さも目が離せない。今節も昨年度王者の威厳を見せつけるか。
対するは、1967年以来の5勝をめざす立教大。オフェンスで注目したいのは、3RB隊形からの攻撃だ。要所で使われるこの攻撃方法は、その名の通りセットした段階でQBの後ろに3人のRBがいる隊形で、ルーツ校ならではの伝統的スタイルだ。相手が守備の的を絞りやすいというリスクはあるが、立教大にはサイズのあるOL、パワー派RB、走れるQBが揃っているため、確実にゲインを狙える攻撃だ。これを武器に法政大の鉄壁を破りにかかるだろう。前節で上智大を完封に抑えた立教大ディフェンス陣。今節もこの勢いのまま行きたいところではあるが、相手は昨年度王者であるため、少しの隙も見せられない展開が予想される。テンポの速い法政大オフェンスに呑まれず、力を最大限に出し続けることが必須条件だ。
3連戦最後の試合。体力はもちろんのこと、スピード、集中力、チームワーク、すべてが問われる。最後まですべてを持続させたチームに軍配が上がるだろう。いよいよどちらかに黒星がつく。白星を勝ち取るのはどちらか。
≪注目選手≫ 法政大学 3年 RB#32 小山響(法政二)
前節東京大戦で2TDを挙げた。力強い走りでゴールラインを割り、TD量産なるか。
Aブロック第5節 東京大学-上智大学
10月13日(日) 駒沢第2球技場 13:45キックオフ
共に負けられない戦い!勝利を手にするのはどちらか?!
前節王者法政大を相手に完封負けを喫してしまった東京大。相手守備陣に完全に抑えられ、本来の力を発揮する事が出来なかった。負けられない試合が続く今節からは、気持ちを切り替えて臨みたいところだ。前節振るわなかった攻撃は、WR#89中村とRB#32藤田の4年生コンビが鍵となる。ランとパス、片方に偏らず共に安定したゲインが出来る東京大の攻撃。両ポジションのエースの活躍に期待したい。一方の守備でも、前節唯一パス防御を決めた4年DB#3植谷に期待がかかる。東京大守備の最後の砦として、パスチームである上智大の脅威となるだろう。攻守共に、4年生の気合の入ったプレーで後輩達を鼓舞し、チームに良い流れを引き寄せてほしい。
一方の上智大も、前節立教大相手に完封負け。得意のパス攻撃で何度も敵陣深くまでボールを運ぶもののTDを奪うことが出来ず、得点力不足が浮き彫りとなった。今節はなんとか立て直しを図って東京大から得点を奪い、勝利を手繰り寄せたい。その期待がかかるのは、やはりリーグ戦第1節の法政大戦でTDパスを決めたWR#10木俣であろう。現在個人記録レシーブにて2位につけており、その実力は1部リーグ屈指のものである。また、WR#83島田(桐朋)など1年生の活躍も多くみられる上智大。層の厚いWR陣が果敢にエンドゾーンへと向かう姿に期待したい。また、前節FGを2回失敗しているキッキングにも心配が残る。接戦が予想される今節の試合だからこそ、キックのミスは命取りとなる。精度を高め、東京大に臨みたいところだ。
そろそろ白星を挙げたい両校。上智大、番狂わせなるか?!
≪注目選手≫ 東京大学 4年 WR#89 中村領(穎明館)
レシーバーの中心選手として、攻撃陣を引っ張る中村。TDを奪い、チームに流れを引き寄せてほしい。
Aブロック第5節 一橋大学-神奈川大学
10月13日(日) 駒沢第2球技場 16:30キックオフ
未だ白星なしの両者、勝利を掴みシーズン後半の流れを捕えろ!
前節早稲田戦にて被完封、手痛い敗北を喫した一橋大。パスの獲得ヤードが110なのに対しラッシュが112と、非常にバランスの良い攻め方が持ち味だが、今節はどのような攻撃を展開するのだろうか。正確なパスを投げると同時に自らもボールキャリアーとしてランでもヤードを稼ぐQB#19平野の手腕は健在。WR#11東やRB/WR#3岡崎らスキル陣と一体となり一橋大のオフェンスを牽引する。Aブロック下位4校の中で最多の点数を稼いできた一橋大、神奈川に対してどこまで点を伸ばすことができるのか注目だ。
対する神奈川は日体大相手に1度FGを成功させ先制したものの、それ以上の加点を成せず敗北してしまった。総獲得ヤードはパスで111ヤード、ラッシュで112ヤードと、一橋大と全くの互角。攻撃では、2年生の時から先発を任されてきたベテランQB#9中本と、#81田中や#86佐藤ら4年WR陣との抜群のコンビネーションを見せてほしい。一方守備では、前節ロスタックルを5回、パス防御2回決めるなど好調の様子。一橋大の攻撃を阻み、攻撃陣を後押ししたい。過去2年間一橋大相手に勝利できていない神奈川のリベンジなるか。
秋季リーグも後半を迎えた。4敗で横並びの東京大、一橋大、神奈川、上智大のうち、真っ先に白星を掴み後半に弾みをつけるのはどのチームだろうか。
≪注目選手≫ 一橋大学 4年 RB/WR#3 岡崎晃介(暁星)
自らもTDを挙げるなど攻撃の要を担う主将・岡崎。確かな腕と信望で2013シーズンのクリムゾンを率いる。
情報提供:関東学生アメリカンフットボール連盟