CHEER COLUMN-応援コラム-
ダンス・アクロバットに活きる関節の使い方 〜首関節①〜
2015.06.26
皆さんこんにちは。
雨が多く、気候に変化が有る季節ですね。
体調管理も考えながら生活リズムを組み立てて下さいね。
今週からは「首関節」についてご紹介します。
まずは「可動方向」の説明です。
首関節は胴体と頭を繋ぐ部位です。
ターンで首を切ったり、
アクロバットでは目線(顔の向き)など正しい方向に向ける事で、
テクニックを実施し易くする事が出来ます。
まずは関節の動かし方を覚えましょう。
それでは解説スタートです。
《屈曲/伸展》
首関節の前後の動き
頭を前に倒す=屈曲
頭を後ろに倒す=伸展
アクロバットなどでは、
前転・後転など体を丸める技では「屈曲」を用います。
ブリッジでは「伸展」を用いますね。
《側屈》
首関節の左右の動き
頭を右に倒す=右側屈
頭を左に倒す=左側屈
振付で良く取り入れられる動きの一つです。
《回旋》
首関節を左右にひねる動き
顔を右に向ける=右回旋
顔を左に向ける=左回旋
ターンの時など、首を切る動作などはこの「回旋」を用いています。
☆まとめ☆
今回は首関節の
・前後(屈曲/伸展)
・左右(側屈_左右)
・ひねり(回旋_左右)
以上の合計6方向をご紹介しました。
ダンスでのポージング、
アクロバットでの目線など、
首関節は、動作としてだけでなく、視野の確保にも大きな役割を果たします。
首の角度をつけるだけでポーズがかっこ良く見えたり、
見る方向を工夫することで、苦手な技を克服出来る事もあります。
可動方向を確認しながら、まずは自分の体と対話する事が大切です。
来週は首周りのストレッチをご紹介します。