CHEER COLUMN-応援コラム-
皆さんこんにちは。
今週は、「大胸筋」を鍛えるトレーニング方法をご紹介します。
「大胸筋」は胸の部分に有り、とても大きな筋肉です。
先週ご紹介した「僧帽筋」と同様に、アームモーションには欠かせない筋力でもあり、
アクロバットでは自分の体重を支える筋肉でもあります。
とても重要な筋肉なので、大切なトレーニングになる事を覚えておいて下さい。
それでは、解説スタートです。
トレーニングの基本動作を①〜③で表しています。
今回は、長椅子やソファーのなどを使い「重り」を利用して行うトレーニングです。
重りには、「家庭で」「気軽に」出来るように
ペットボトルに水を入れてダンベルの変わりになるように使用しています。
長椅子や適切なものがない場合は、多少効果が落ちてしまいます。
地面で行っても同じように鍛える事ができます。
【①基本姿勢】
•体幹を締める。
•胴体・腕で「十字」を作る。
•肘を伸ばす。
【②軌道】
•腕を伸ばしたまま、腕を胸の前に移動する。
【②終点】
•両腕が地面に対して垂直になるように立てる。
•腕はキャンドルスティックの位置。
③の位置から、②→①へ動かします。
これを数回繰り返します。
【今回のトレーニングのポイント】
このトレーニングでは、大事なポイントが2つあります。
【ポイント①】
1つめのポイントは、
肩を支点に、大きく円を描きながら挙げていく事です。
どのトレーニングでも支点がとても重要です。
今回は大胸筋を鍛えるために、肩を支点する事で正しく鍛える事ができます。
【ポイント②】
2つ目は「肘を曲げない事」です。
動作中に支点が「肘」に移ってしまう事を避けて下さい。
フィストばかりが近づく動作では、
大胸筋を鍛える事が出来ません。
肘を伸ばしたままにするために、腕は「外に張る」ように意識しましょう!
☆まとめ☆
アームモーションで、反り過ぎてしまうチアっ子は大胸筋を意識してみてください。
またアクロバットでは、
「後転時に肘が外に開いてしまう」
「三点倒立で地面を押す」など
脇を閉じる、地面を押す動きに大胸筋が重要です。
アームモーションは、腕だけで行うのではなく僧帽筋、大胸筋など
胸周り筋肉をしっかりと意識し、
胴体から力強く実施すると見違える様に良くなりますよ!