CHEER COLUMN-応援コラム-
学校の夏休みも中盤ですね。
暑い日が続いていますが、
チアリーダーのみなさん、元気に過ごしていますか?
私は夏の涼を求めて、
『里山民家』というところに行ってきました。
かなり穴場的なスポットですが、
自然に囲まれた江戸時代の農村民家を再現した場所です。
敷地の入口を進むと、蔵とわらぶき屋根が見えてきます。
入口の門を潜ると、
広い庭です。
シンプルですが、綺麗に庭が掃かれています。
足を踏み入れるのが申し訳ない感じです。
庭に入って、左手には『蔵』。
漆喰塗りの土蔵です。
中は板張りで土間になっていました。
夏でも涼しい造りですね☆
また、この辺りの生き物でしょうか?
子どもたちが書いた動物や昆虫の絵が貼られていました。
そしてこちらは、木造平屋の『母屋』。
中に入ると、土間。
ご飯を炊くようなものがありますね。
今でいう台所のような場所ですね。
こちらは、囲炉裏のある板間。
奥には、接客用として使われていたという畳の間も見えます。
それにしても本当に人が住んでいそうな生活感のある空間です。
外に出て、母屋の裏側には、
地下水をくみ上げる『井戸』や、
お風呂を沸かしたり、ご飯を炊いたりするための『薪』
も置いてありました。
かなり細かいところまで拘って、
再現されているところが素晴らしいですね☆
しかし、里山民家の本当にすごいところは、
里山民家がある一帯を、本当に里山にしてしまおう、
という熱意を持ったボランティアさんによる計画が進んでいることです。
元々、自然豊かな地域ではあるのですが、
田んぼができたり、
畑を作って、
里芋、トマト、ナスなどの野菜を育てたり、
様々な講座を開いたりしています!
皆が大量消費することで成り立っている現代社会ではありますが、
里山民家は、
今ある環境や資源を上手に使いながら生活していくということを
今一度見つめ直すことができる場所でした。