CHEER COLUMN-応援コラム-
チアっ子の皆さん、
バランストレーニングの記事にたくさんの反響を頂き、とても嬉しい気持ちです(^o^)
少しでも、スキルアップに繋げて欲しい。そして自信に繋げて欲しい。
これからも、皆さんの成長へ繋がる応援をしていきます★
さて、初級編のバランストレーニング、今日が一区切りとなります。
まずはチャレンジ!
チャレンジを重ねると自然に考る事にも力をそそげる様になります!
先週少しだけ触れた、『3次元』のお話を覚えていますか?
上下、左右、前後の3つが合わさると立体を構成します。
これが、3次元です。
ダンス・テクニックをマスターして行く上で欠かせない事だとお伝えしましたが、
『何故なのか?』をご紹介します。
①バランストレーニング〜その5では上下を鍛える!
②バランストレーニング〜その6では前後を鍛える!
という効果があります。
テクニック(動作)には必ず3次元の動作が絡み合って構成されますが、
その中でも特に、『〇〇タイプ』と分ける事が出来ます。
〇〇とは、上下、左右、前後のいずれかです。
例えば、『ジャンプ』『キック』は『上下タイプ』です。
『ジャンプ』は分かり易いですね。
『ストレートジャンプ』なら、上下だけですみますが、『トゥタッチ』なら左右の衝撃も加わります。
つまり『トゥタッチ』の方が難易度が高くなる訳です。
『キック』は、第一優先は『上下タイプ』ですが、第二優先として、
•『フロントキック=前後タイプ』
•『サイドキック=左右タイプ』
などの要素も加わります。
最も難易度が高いとされるのは、『ターン』です。苦手だと感じる人が多いようです。
『ターン』は上下、左右、前後のいずれも第一優先とされます。体幹を総合的に扱わなければ、マスターし辛いという事です。
苦手な人は、上下、左右、前後を見直して一つずつレベルアップを図る事が重要です。
つまり、今回ご紹介しているトレーニングは、3次元を見直せると言う優れた利点を持っています。
『壁に当たったら、基礎を見直す!』
とても大切な事です。
それでは、『左右』のバランストレーニングの紹介です。
準備姿勢は、同様の形です。
ポイントを整理してみましょう。
•アームモーション『Tモーション』の姿勢。
•両足を揃え、太ももを内側に寄せる。
•つま先体重にする。(自然におしりが締る)
•胸を引き上げ、肩を落とす。
•チンアップ!
体を安定させ、次の動作に備えましょう。
次は、トレーニングポジションです。
足を横に上げます。45°を目指して下さい。
上半身は、肩のラインを平行に保ち、無理に横へ持って行かない事がコツです。
手は、アームモーション『ダガー』です。
軸足はもちろんつま先体重です。膝を曲げた方が難易度が下がりますが、曲げすぎると逆にバランスを崩し易くなります。
体幹が、軸足の上に来る事もコツです。
上げた足の先はポイントにしましょう。
その他に意識して欲しいポイントは、
•太ももの内側の筋肉を使う事。
•反らない事。
•腹側筋を使う事。
です。
《トレーニング方法》
①準備姿勢→安定させ、すぐに動ける様に集中する。
②トレーニングポジションまで、出来るだけスピーディーに移動。
③トレーニングポジションで静止。少なくとも3秒以上の静止で合格です!
両足均等に実施しましょう。
悪い例の写真です。
正面の写真では、肩が水平になっていないので、軸がブレてしまいます。
軸足も外の体重に乗っているので、太ももの内側が使いにくい姿勢です。
横向きの写真では、背中が反ってしまっている事が良く有りません。
足を出す方向も真横ではなく、力が分散してしまいます。
紹介して来たバランストレーニングでは、自分が上下、左右、前後のどれを実施しているかを明確にする事が大切です。
3つの方向しか無いので、整理して実施出来るはずです。
しかし、一つ一つは奥が深いので確認して正しく行う事で効果は跳ね上がります。
そして、私生活でも役に立つ事も多く、体への負担が少ないので、ご家族で一緒に楽しみながら出来ると思います。
チャレンジしてみて下さいね★