先日、羽田の近くの『東京流通センター』というところで、イベントのお手伝いをしていました♪

イベントを作ることに興味があるんです♪♪というチアっ子がいましたので、ちょっと、その作り方について解説します！！

チアのパフォーマンスと一緒で、事前の準備がとても大切です。

今日は、イベント準備のなかでも『会場を見ること』（現場下見）は、最初の準備として必ず行うものです。

数万人の大きなイベントも、参加人数が１０人のイベントも、見るところは同じです。

学園祭や文化祭をやるときの参考にしてください！！

■会場全体レイアウト
会場となる建物の位置関係や、周辺の環境を頭の中に入れます。
交通手段から会場までの、お客さんの動きや、周辺のお店（飲食店、コンビニなど）の状況や、案内に有効な特徴などを把握します。

■会場内来場者動線
お客さんが、どのように会場に入り、会場から出て、帰るのかを現場を見ながらイメージします。
階段、エスカレーター、エレベーターなど、主となる動線（お客さんが動き）を確認します。
その際に、矢印をつけた看板などで、迷わないで入口まで到着できるのかを、自分がお客さんのつもりで、何度も歩いてみることが重要です♪

■会場内レイアウト
大きな会場になると、見るところは沢山ありますが、会場内も展示品やお店の位置や、ステージの位置、お客さんの座席の配置、通路の長さや角度など、お客さんが楽しむことの出来る空間、参加する人が気持ちの良い空間を作るために、念入りに会場内を把握します。

実際に下見をしてみないと、窓ガラスの位置やドアの位置などは、正確にイメージできないので、後から思い出すことが出来るように、細かくデジカメなどで画像を残しておきます。

事前に会場内に、どのようなものを配置していくのかは考えてから行くので、本当に考えていることが正確に配置できるのかを、しっかりと確認することが重要です。

この時に、しっかりと会場を見ていないと、本番の準備で組み立て始めた時に、大騒ぎで大慌てになります(^_^;

■ものを運び込む
いつも思うのですが、まさしく引っ越しです。

おおきな会場には、普通のエレベーターとは別に、大きなものを運ぶ貨物用エレベーターがついています。

大きなエレベーターで、じゃんじゃん荷物を運びます。

イベントのスタート時間は決まっているので、来場者動線とともに、設営・撤去（準備と片付け）で使う場所も要確認です。

大きなトラックを横付けして、じゃんじゃん荷物を運びます。

■会場にあるもの
広い会場を細かくエリアに分けるパーティションという自立壁や、机や椅子も、どんなものが、どのくらいの数があるのかを調べることも忘れずに！！

■飲食
会場で飲食を行う場合には、水を使える場所、食器を洗える場所、水を捨てられる場所など水をどのように確保できるのかを調べます。
野外の会場になると、このような場所がない場合もあるので、同じような部屋を持ち込むこともあるんですよ。
お水は必要不可欠です。

■トイレ
お水を使うといえば、トイレも大切です。たいていの施設は、座席の数で最大収容人数を登録しているので、それに対応するトイレの数を持っています。
でも、会場として使う場所の来場者動線とうまく組み合わさっていないケースや、野外の会場では、備え付けていないケースもあるので、仮設トイレを持ち込みます。

飲食とトイレは、地元の保健所と要調整です。

■電気
下見で、大切なことを沢山書きましたが、かなりの大物は電気です。
イベントで使うものは、たいてい電気で動きます(^_^;

しかもお家のコンセントで使えるようなものでない、大きな電量を消費するものを、じゃんじゃん運び込みます♪

そんな時には、壁にあるコンセントでは間に合わないので、専門の電気工事屋さんを呼んで、持ち込むものが動くように追加の電気を沢山取れるようにします。

ここまで読んで、イベント会場下見って沢山のことを見ることが理解できたでしょうか？？

この下見を通して確認したことを、資料にしたり、みんなで話し合ったり、多分、実質的なスタートラインに立つ感じでしょうか。

イベントに来てくれるお客さんが、安全に楽しんでもらえるように、沢山の人たちが裏側では動いています。

色々なことに興味を持って、色々なことに取り組んでみましょう！！

チアの準備も大切ですよ！！