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チア•アクロバットに活きる「トレーニング」〜ジャンプ力アップ③〜
2018.09.28

チア•アクロバットに活きるトレーニング ジャンプ力アップ③

皆さんこんにちは。

今週はジャンプ力を向上させるトレーニング③をご紹介いたします。

チアやアクロバットでは欠かせないジャンプ力=跳躍力
なかなか日々のレッスンやトレーニングだけではジャンプ力を上げるのは大変です。

今回は台の上からジャンプし着地した反動ですぐにジャンプするトレーニング「デプスジャンプ」をご紹介します。
着地の反動を利用してジャンプするという練習方法です。
この練習では、純粋なジャンプ力に加えて地面の反動による力を利用してジャンプするという方法です。

ダブルトータッチや前宙、ロンダート〜バク宙などこの動作を活かして行う技は様々です。
しっかりと理解して行いましょう!

それでは、解説スタートです。

 

チア_ダンス_アクロバット_トレーニング_ジャンプ力_跳躍力_デプスジャンプ_1

上の写真が今回のトレーニングの姿勢になります。
左上の番号は行程を表しています。
※このトレーニングでは膝から腰あたりの高さの台を使うようにしてください。

それでは特にポイントとなるポジションを詳しく説明していきます。

 

チア_ダンス_アクロバット_トレーニング_ジャンプ力_跳躍力_デプスジャンプ_2

■ポジション②=準備姿勢

《意識する点》
・腰を落とす。

 

■ポジション③=ジャンプ1

《意識する点》
・台の上から飛び降りる。

 

■ポジション④=着地1

《意識する点》
・両足で着地(かかとをつけない)。
・両手を振り上げる準備をする。

②→③→④は台の上から飛び降りる動作です。
飛び降りる際はあまり大きく飛びすぎないようにしましょう。
着地の衝撃が大きすぎると力を上手く利用することができず、
膝への負担も大きくなり怪我の原因にもなってしまいます。

さらにポイントはポジション④の時に
母子球で着地するのがポイントです!
かかとをついてしまうと力が上手く反発されません。

 

チア_ダンス_アクロバット_トレーニング_ジャンプ力_跳躍力_デプスジャンプ_3

■ポジション⑤=ジャンプ2

《意識する点》
・着地の反動でジャンプ。
・着地と同時に腕を振り上げる。

着地と同時に腕を振り上げジャンプをします。
バネやゴムボールになったつもりで着地した瞬間にジャンプしましょう!

 

■ポジション⑥=空中姿勢

《意識する点》
・体幹を意識。
・両膝を引き上げる。

ジャンプの最高点で、ジャンプした軸足の膝を引き上げます。
この時に上半身の姿勢を崩さないように体幹部に意識をし、
上半身に膝を引き寄せるようにしましょう。

こうすることでトータッチや前宙などにも活かすことができます。

《回数について》
5回程度を2セット行ってください。

中級、上級者の方は、
台から飛び降りた際により素早くジャンプするように意識して行ってください。

 

☆まとめ☆

今回は着地の反動を利用したジャンプ力を向上させるトレーニング
「デプスジャンプ」
についてご紹介致しました。

ポイントは、
1)着地の膝の曲げ方
2)かかとをつかない
です。

台から飛び降りた際に、膝を曲げすぎてしまうと力を吸収しすぎてしまい、
地面からの反発する力が上手く利用できません。
バネをイメージして素早く膝を伸ばせるようにしましょう!

また母子球でしっかりと着地することも大切です!
かかとを着くともたつきの原因になります。

ポイントを押さえ、一つずつ行ってみて下さい!

次回もお楽しみに!