CHEER COLUMN-応援コラム-
年齢を超えて関わることのメリット
普段は年齢の近いメンバーで活動しているチームが多いのではないでしょうか。
チアの大会では年齢でカテゴリーが区切られることが多いですし、
年齢が近ければ、心も体も成長が同じくらいなので、
パフォーマンスとしてできることも近いでしょうし、
コミュニケーションも取りやすいからでしょうね。
姉妹チームなど年齢の違うチームと一緒に活動したことはありますか?
先日、中高生チームの練習に、
自分たちの練習が終わった小学生メンバーが見学に来ていました。
見学のはずが、途中からトレーニングをしたり、テクニックの練習をしたり、
練習後だというのに、どこにその元気が残っていたのでしょう…(^^;
さてさて、そんな中で、中学生と小学生で、
テクニックやダンスを見せあい、コメントをしあっていました。
下級生にとっていいこと。
良いところも課題も先輩に言ってもらえると、響くものです。
アドバイスをもらうことで自分の成長につながりますね。
また、上手なお姉さんを見ると、
「すご~い!」という感想だけになってしまいがちですが、
そこでいいところも、課題も発見できたら、
しっかりと大切なポイントが理解できている証拠です。
そして、自分が持っていない良いところを見つけたら、それを真似できるといいですね。
上級生にとっていいこと。
アドバイスをしようと見ているときに、
いつも自分で練習をするときに気を付けているポイントについて見ていくはずです。
すぐにアドバイスができる子は、そのポイントを明確に持っている子です。
実際に人の動きを見ながらポイントを整理することができますね。
それは自分が実施するときにも役立ちます。
さらに、他の子の動きをよく見ることで、
いつも注意されていることがわかりやすくなったりしますよね。
お互いに良いこと。
年齢を超えて一緒に練習をすることで、どちらかだけではなくお互いにメリットがあります。
緊張感をもって発表することや、
思いやり・敬意などを持ちながらコミュニケーションをとること、
そんな取り組みは心も広く強くしてくれますね。
さらには、次に大会やイベントで一緒になった時には、
お互いを応援しあい、協力する仲間になっているはずです。
年齢に関係なく、お互いに高めあえる仲間をたくさん作っていけるといいですね!