『夏チア2017クリニック』が9月17日(日)に味の素スタジアムで開催されました。
チアリーディング部門、チアダンス部門、それぞれユース以上のチアリーダーが集まりました。
クリニックでは、夏チア大会演技のスコアシートをもとに、
各チームの課題を改善するためのアプローチを行います。
夏チア大会審査を行った先生が、各チームに直接指導を行いますので、
これからのチームの成長に向けた、実践的なクリニックとなります。
この日の空は秋雨模様でしたが、チアリーダーたちは元気一杯です。
クリニックで、自分たちの演技をより良くするために、
ひとつでも多くの事を学ぼうとする意欲に溢れています。
教える先生たちにも、その気持ちが伝わります。
先生の紹介、そして参加チームが紹介されると、
「こんにちは!」「よろしくお願いします!」と、
元気な声が会場に響きます。
クリニックが始まると、まずは「宿題」の確認です。
「正しい基礎」を作るための大切な動作として「身体をしめる(体幹をつける)こと」、
身体作りの基礎としての宿題が出ていました。
チアリーディングでは「倒立」。
手首・肩・腰・つま先が一直線になるよう身体を真っ直ぐ引き上げ倒立の形を作ることでした。
チアダンスでは「体幹トレーニング」。
肘をついた状態で、頭・肩・腰(骨盤)・くるぶしが一直線になるよう、
身体を支持し、1分間保つことでした。
今日のクリニックだけではなく、
トレーニングを続けて強い身体を作ることは、成長のためにとても大切です。
それぞれ「宿題」の成果を確認した後は、
グループ分けをして、各グループごとに先生の指導を受けます。
チアリーディングでは、スタンツなど、
チームのエントリーLEVELに合わせたポイントの指導が行われます。
チアダンスも、ターン・ジャンプについて、
それぞれの課題に合わせた指導が行われます。
先生からの注意を聞くチアリーダーたちは真剣そのものです。
今より、少しでも先に進みたい、少しでも上達したいという思いが伝わってきます。
先生に質問する光景も、あちらこちらで見られます。
「学ぶ」ことに積極的な姿を見ると、
クリニックには、チアリーダーにとっての意味があることがわかります。
各グループは、順番に違う先生からの指導を受けます。
そして、メンバー同士でも教わったことを確認しながら動作を反復します。
集中して学んでいると時間の経つのが早く感じます。
最後に、グループごとに成果発表をしました。
昨日より、一歩成長したことが実感できたはずです。
約2時間しっかりと学んで、新たな「自信」を身に付けて解散となりました。
今回のクリニックと同日に開催した指導者講習会をもって、「ワークショップ」から始り「大会」「クリニック」と、『夏チア2017』一連の3本柱が終了しました。
これからも「夏チア」では、チアリーダーの成長のための取組みを進めてまいります。
TOKYOスポーツチャレンジ実行委員会
夏チアCUP運営事務局