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【TOHOKU CHEER ALLSTAR PROJECT】
TCAメンバーのなつみです。
アメリカにてNBA Washington DC Wizardのダンスチーム、
Wizard Girlsのプレップクラス第1回目
(トライアウトに向けて1カ月に渡るクラス)を受けて来ました☆
クラス自体はとてもカジュアルな雰囲気で、
男性のディレクターがテクニッククラス(1時間)から振り付けまで指導にあたり、
最後にトライアウトについて質問コーナーを30分取ってくれました。
彼のキャラクターがユニークで面白く、そして鋭く、
シーズンが楽しくメリハリを持って臨めるチームなのではという印象を受けました。
レッスンの間は、ヘルプのために一緒に参加していた
ベテランメンバー勢が声をかけて指導してまわったり、
クロスフロアの前列に各ベテランがついてお手本を見せてくれたり、
テクニックのわからない参加者を横に引き抜いて個別で指導してくれたりと、
丁寧な指導で、メンバーは笑顔の絶えないとてもフレンドリーなチームでした。
水休憩の間に私が話しかけたベテランも親身になって話を聞いてくれてアドバイスをくれたり、
チームのことを話して交流してくれたりと、とても雰囲気のいいチームです。
振り付け自体は1回目だったからか思っていたよりも振りが細かくなく、
振り入れのペースは速いものの、振り付け自体がスムーズに体に入ってくるような
動きが多かったので振り覚えが得意でない私でも意外と覚えられるなぁというのが印象です。
(初回はヒップホップ)
今回の振りは昨年度のシーズンのものでした→https://m.youtube.com/watch?v=QvmKSPs_jXo
最初の1時間のテクニッククラスはストレッチの後全てクロスフロア。
基本的なものと、技をミックスさせたものでした。
ダブル(トリプルの人も)ターン、キック、
高速シェネ、ジュッテ、セカンド、4方向のジャズウォーク等。
参加者は中級~上級で、中にはターンをしたことがない人もいたり、
勿論トライアウトに向けて完璧な子もいました。
私は154cmと子柄な方ですが、
ベテランの中には同じ位の身長のメンバーもいたのが気持ち的に救いでした。
ただ、やっぱり筋肉と体全体の厚みがしっかりとしているので、
踊り方とテクニックの重心が安定していて全くぶれません。
アメリカのチアリーダー/ダンサーは、日本のようにただ細ければいいんではないんです。
そして、基本的な動きが出来ているところに
自分のテイストもちょっと混ぜて魅せることにも長けています。
同じ振りを全員で踊る中でどうやったら隣の人より自分が目立てるか。
ベテランからも、参加者からも一緒に踊っている間に、
横から後ろからそんなエネルギーがひしひしと感じられます。
実は、家を出るギリギリまでクラスを受けるかどうか決め兼ねていました。
レベルに追い付かず立ちっぱなしになったらどうしよう、
オーディンに備えて他の子達はスタイル・メイク
・スキル・ダンスウェアも完璧で来る所に混ざって大丈夫かな、
アメリカ人のテクニックとリズム感覚と体格が全く違う中に一人で行く勇気がなかなか出ない、
会場まで辿りつけるか、など不安が多々頭をよぎりました。
でも行ってみると案外カジュアルで楽しいもので、
とりあえず挑戦したんだ!という自信がつきました。
入り口がわからない時に声をかけてくれる子がいて一緒に走ってギリギリで間に合ったり、
行きも帰りも道が分からなくなって教えて貰ったり、
地下鉄も路線が複雑で帰りに何度か間違えて乗り直したり
トラブル続きでしたがなんとかなるものです!(笑)
最初の一歩は何でもすごく怖いもので、そこさえ乗り越えれてしまえば楽しく、
可能性も無限大、助けてくれる人達さえいます。
今日も2回目のレッスンに行って来ます☆
立ち尽くして踊れないかもしれないけれど、
チャレンジすること、一歩踏み出すことに意味がある!と信じて。
こんな自分の姿が誰かの役に立てれば嬉しいです。
情報提供:TOHOKU CHEER ALLSTAR PROJECT