EVENT-イベント情報-
昨年からスタートした「TOHOKU ToBiRaプロジェクト」
震災を通して[あたりまえ]と思っていた物事が当たり前ではないということ、
そして、人と人との絆の大切さを肌で感じ
“チアリーダー”はその絆をつなぐことのできる大切な存在であるということを、
あらためて実感しました。
東日本大震災からまもなく5年。少しずつ過去の遠いできごとになりつつあります。
しかし、たくさんの悲しみや苦しみがあったことを忘れないでほしいです。
世界などで活躍経験のあるチアリーダーやダンサーが東北を訪れ、
次世代を担う子ども達の夢への夢の扉をひらきます。
2016年初となるプロジェクトはいわき市でのスペシャルワークショップ。
「チア」の世界だけではなく、
「ブロードウェイ」「劇団四季」「ディズニー」に憧れる子ども達にとっては
夢に一歩近づいた時間となりました★
①英語でチアダンス
担当するのは、元NFLチアリーダーで現在はNHK天才てれびくんなどの
ダンス指導でも活躍中の佐竹美帆さん!
まずは、英語で自己紹介。
その後のチアダンス指導も、英語をまじえながらのレッスン。
楽しく体を動かしたり、お友達同士でコミュにケーションをはかったりしながらなので、
子ども達も恥ずかしがることなくはりきっていました。
ダンスも英語もはじめてという6歳の男の子も、とても上手に英語でレッスンができたようです。
②Let’s チアリーディング
高校時代にチアリーディングのJAPAN CUPで日本一に輝き、
その後も大学やXリーグでのチアリーダーとして活躍した
大園絵理子さんによるチアリーディングでは、
チアリーディングの特徴でもある応援のコールやスタンツを取り入れて、
参加者全員でひとつの演技を完成させるという課題にチャレンジ。
地元高校のチアリーディング同好会の子達も参加してくれたので、
子ども達にとってはたくさんの「憧れ」にふれた時間となりました。
③ブロードウェイダンスにチャレンジ
世界中からたくさんのダンサーが成功を夢見て集まる「ブロードウェイダンスセンター」。
20歳でダンスをはじめ、21歳で渡米し、わずか4年で同センターの指導者に抜擢されるという
異例のキャリアをもつ須藤咲さんからは、ダンスのもつ魅力やそのパワーについての話も。
スタジオがまるでブロードウェイのスタジオであるかのような英語が飛び交うレッスン。
「この後、あなた達は、NYブロードウェイのステージに立つのよ」という一言のあとのダンスでは、
大人顔負けの「プロ」としての表情をもった子ども達の笑顔がありました。
④米国ドラマ「Glee」&テーマパークダンスにチャレンジ
NYブロードウェイや「劇団四季」&テーマパークなどでのダンス経験をもつ梅原美穂さんは、
人気ドラマ「Glee」でもすっかりおなじみのDon’t stop bellievin’を歌いながらのダンスと、
ディズニーランドなどのテーマパークダンス指導。
「歌いながら踊るってこんなに大変なんだ〜」と悪戦苦闘の子ども達。
テーマパークダンスでも、たくさんの人に夢を与えるダンスの表現力や
その魅力にふれて、苦戦しながらも、とてもキラキラした表情を見せてくれていました。
インフルエンザも流行っていて、
たくさんのお友達が当日になって参加ができなくなってしまったようですが、
いつかまた開催したいと思いますので、その日まで楽しみにしていて欲しいです。
子ども達へ、たくさんの夢の扉をプレゼントするのが、このプロジェクトです。
扉をひらいた後に進むのは子ども達自身。きっと素敵な未来が待っていますね。
情報提供:TOHOKU CHEER ALLSTAR PROJECT