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OSHIETE CHEER-教えてチア-

キック②基礎:チアテクニックのコツ
2016.02.23

こんにちは!
春が待ち遠しい今日この頃です。。。

さて、前回のチアテクでは、キックに必要なストレッチの方法を確認しました。
続いては、足の動かし方を練習していきましょう。
バレエの基礎を参考にしながら練習をしていきたいと思います。

★タンジュ
チアテク_キック_バレエ基礎編1

つま先が床をスライドするように動かし、遠くに出します。

膝の裏がしっかり伸びた状態で足を動かします。

足の裏と指を使ってつま先を伸ばしましょう。

腰の位置・むきを変えないように気をつけましょう。
おしりを締めて、体を引き上げます。

軸足(じくあし)と見せる足があります。
しっかりと軸足に体重移動をさせます。同時に体を引き上げて。

チアテク_キック_バレエ基礎編2

内またにならないように気をつけましょう。
常にターンアウトし、ひざが外を向いているか確認してください。
足だけでなく、おしりをしめることを意識してみましょう。

膝が曲がらないように気をつけましょう。
ひざの裏が平らになるようにしてください。

出した足のつま先には絶対に体重をかけないでください。
重心は軸足にあります。
軸足の上におしりが乗っている状態で足を動かしましょう。

 

★デガジェ
チアテク_キック_バレエ基礎編3

タンジュの発展形です。
45度まで足を上げましょう。

タンジュを通って足を上げます

足の裏や指の力を使って床を蹴り、素早く足を上げます。

足の動きが大きくなる分、軸足の力が大切です。
また、重心が落ちないように体を引き上げましょう。

元のポジションに戻るまでを意識しましょう。
どちらかというと上げるほうに意識が行きがちですが、
しっかりと戻すことを気を付けましょう。

これができると、ダンスの中でもテクニックをしっかりと終わらせて、
次のステップやテクニックにつなげられるので、完成度が高くなります。
基礎練習の時から気を付けるようにしてみましょう。

 

★足を出す向きは??
チアテク_キック_バレエ基礎編5

 

①前
チアテク_キック_バレエ基礎編4

体の正面です。
前から見たときに足の間が空かないように、
つま先が軸足の正面にくるようにしましょう。

 

②横
チアテク_キック_バレエ基礎編6

斜め前です。
かかとをつけてつま先を外に向けた状態で立ち、
かかとからつま先の方向に出すのが、「横」です。

ターンアウトし、ひざが外を向くようにします。

股関節の可動域により、開ける向きは個人差があります。
体が正面を向いたまま、動かせる範囲を見つけましょう。

 

③後ろ
チアテク_キック_バレエ基礎編7

体の真後ろです。
前から見たときに足の間が空かないように、
つま先が軸足の真後ろにくるようにしましょう。

 

★組み合わせ練習【例】
タンジュとデガジェを組み合わせて練習してみよう。
少しゆっくりな曲に合わせて、1つ1つ正しくできているか、
確認をしながら練習していきましょう。

①足を前に出す・指はまだ床につけておく

指で床を押してポイントにする(タンジュ)

戻る

②一気にポイントまで(タンジュ)
指で床を押すイメージで

戻る

③タンジュ

遠くに引っ張られるように45度まで上げる(デガジェ)

タンジュ

戻る

④素早く床を蹴って45度まで(デガジェ)
必ずタンジュを通ること

戻る
帰りもタンジュを通り、元の位置までしっかり戻しましょう

上記の①~④を、前、横、後ろとやってみましょう。

チアテク_キック_バレエ基礎編8

チアテク_キック_バレエ基礎編10

出す時も戻す時も、何かを抜かすことなくこの経過を通ることが大切です。
繰り返し練習し、正しい足の出し方を体で覚えましょう。

★☆★☆★

いかがでしたか?
バレエは様々なダンスの基礎になります。

キックの練習の基礎ということで紹介をしましたが、
これができるとジャンプの足の動きにも応用できますし、
ターンの時の軸足も強くなります。

ぜひ左右バランスよく、練習をしてみてくださいね!