OSHIETE CHEER-教えてチア-
こんにちは!
春が待ち遠しい今日この頃です。。。
さて、前回のチアテクでは、キックに必要なストレッチの方法を確認しました。
続いては、足の動かし方を練習していきましょう。
バレエの基礎を参考にしながら練習をしていきたいと思います。
★タンジュ
つま先が床をスライドするように動かし、遠くに出します。
膝の裏がしっかり伸びた状態で足を動かします。
足の裏と指を使ってつま先を伸ばしましょう。
腰の位置・むきを変えないように気をつけましょう。
おしりを締めて、体を引き上げます。
軸足(じくあし)と見せる足があります。
しっかりと軸足に体重移動をさせます。同時に体を引き上げて。
内またにならないように気をつけましょう。
常にターンアウトし、ひざが外を向いているか確認してください。
足だけでなく、おしりをしめることを意識してみましょう。
膝が曲がらないように気をつけましょう。
ひざの裏が平らになるようにしてください。
出した足のつま先には絶対に体重をかけないでください。
重心は軸足にあります。
軸足の上におしりが乗っている状態で足を動かしましょう。
★デガジェ
タンジュの発展形です。
45度まで足を上げましょう。
タンジュを通って足を上げます
足の裏や指の力を使って床を蹴り、素早く足を上げます。
足の動きが大きくなる分、軸足の力が大切です。
また、重心が落ちないように体を引き上げましょう。
元のポジションに戻るまでを意識しましょう。
どちらかというと上げるほうに意識が行きがちですが、
しっかりと戻すことを気を付けましょう。
これができると、ダンスの中でもテクニックをしっかりと終わらせて、
次のステップやテクニックにつなげられるので、完成度が高くなります。
基礎練習の時から気を付けるようにしてみましょう。
★足を出す向きは??
①前
体の正面です。
前から見たときに足の間が空かないように、
つま先が軸足の正面にくるようにしましょう。
②横
斜め前です。
かかとをつけてつま先を外に向けた状態で立ち、
かかとからつま先の方向に出すのが、「横」です。
ターンアウトし、ひざが外を向くようにします。
股関節の可動域により、開ける向きは個人差があります。
体が正面を向いたまま、動かせる範囲を見つけましょう。
③後ろ
体の真後ろです。
前から見たときに足の間が空かないように、
つま先が軸足の真後ろにくるようにしましょう。
★組み合わせ練習【例】
タンジュとデガジェを組み合わせて練習してみよう。
少しゆっくりな曲に合わせて、1つ1つ正しくできているか、
確認をしながら練習していきましょう。
①足を前に出す・指はまだ床につけておく
↓
指で床を押してポイントにする(タンジュ)
↓
戻る
②一気にポイントまで(タンジュ)
指で床を押すイメージで
↓
戻る
③タンジュ
↓
遠くに引っ張られるように45度まで上げる(デガジェ)
↓
タンジュ
↓
戻る
④素早く床を蹴って45度まで(デガジェ)
必ずタンジュを通ること
↓
戻る
帰りもタンジュを通り、元の位置までしっかり戻しましょう
上記の①~④を、前、横、後ろとやってみましょう。
出す時も戻す時も、何かを抜かすことなくこの経過を通ることが大切です。
繰り返し練習し、正しい足の出し方を体で覚えましょう。
★☆★☆★
いかがでしたか?
バレエは様々なダンスの基礎になります。
キックの練習の基礎ということで紹介をしましたが、
これができるとジャンプの足の動きにも応用できますし、
ターンの時の軸足も強くなります。
ぜひ左右バランスよく、練習をしてみてくださいね!