CHEER COLUMN-応援コラム-
本格的な冬を感じる様になってきました。
風邪も流行っている様です。チアっ子の皆も、「体調管理」を意識して過ごしましょう。
さて、先週の
アイソレーション 〜膝〜 No.1
の続きを紹介して行きます。
今日は、膝の内側へのアイソレーションです。
基本姿勢は、何度も確認して下さい!!
『アイソレーション 〜膝〜 』では、膝は伸ばした姿勢が良いです。
体幹を整えて、安定した姿勢を保って下さい。
先週の講座でも触れましたが、膝は関節の曲がる方向が限られています。
「膝/内」では、当然真横には動かないので、斜め前を意識して出す形になります。
早速、「膝/内」のアイソレーションを解説します。
【右足/内】
まずは、良い例からです。
骨盤、胸、首が保たれています。
アイソレーションを行う右足は、つま先立ちの状態(ルルベ)にして、ちょうど斜め45°内側に向けて、膝頭を出してあげる形が望ましいです。骨盤より下辺りを視点として、右足部分以外が動かない様に意識します。
悪い例を見てみましょう。
正面の写真では、骨盤がスライドしてしまっています。
内側にアイソレーションを行うと、想像以上に腹筋に負荷が掛かりますので、腹筋を意識しておく事も大切です。
横の写真では、顎が落ちてしまっています。体重も踵の方へ寄ってしまい、お腹も前に出てしまっています。
さらに、「骨盤が上に上がっている」状態になり、体幹が不安定になっています。
基本姿勢での、筋肉の使い方を思い出して、形をキープする事が大切です。
今後は左側です。
良い例は右側と同じ考え方で、シンメトリー(対象)の動きとして練習して下さい。
悪い例を見てみましょう。
右と同じで、腰、腹筋、重心などが正しくありません。
修正点は右のときと同じです。
膝のアイソレーションを行うときは、膝周辺のウォーミングアップを行ってからにして下さい。
とても怪我をし易い部位なので、ストレッチと筋力向上は常に意識しておかなければなりません。
難易度はそこまで難しくないので、練習を飛ばしがちな部位です。
「考えながら行う事」「たくさん練習する事」で、身体も作られて行きます。
是非、スクール練習時などで、自分のポージングへ意識的に取り入れてみて下さい。